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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2022

最終組も同組。2人の木下、それぞれの戦い

大混戦のリーダーボードに2人の「木下」が名前を連ねた。 最終日の組み合わせ


前日2日目の「63」に続いて、この日は「65」でさらに上昇。
通算13アンダーまで伸ばして、3位タイにつけた「稜介」は、最終日最終組で回った9月の「フジサンケイクラシック」以来となるV争いで、初優勝から2戦連勝を飾った昨季以来の通算3勝目を狙う。



「ショットはあまりよくないですがパッティングが今週はいいので。なんとかこの位置で保てている感じ」と、強気な言葉は出なかったが「せっかくチャンスが来たので最後まで諦めず、流れがくるまでじっと待って優勝をめざしたい」と、自分を鼓舞した。


そしてもうひとりは、プロ16年目の「木下裕太」。通算12アンダーの5位タイで最終日を迎える。
目下シード権の確保に懸命の36歳だ。



今季は、開幕から9連戦で予選落ちを喫するなど苦戦続きのまま現在の賞金ランキングはまだまだ当確ラインが見えない86位。

優勝者とランキング上位者しか出られないシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」をひとまず除いて、今大会を含む残り5戦で決着をつけなければならないが、昨季は自身の最終戦「カシオワールドオープン」の2日目に、ホールインワンを含む1日イーグルを記録して賞金60位に潜り込むなど根性を見せている。


川村昌弘とのプレーオフを、劇的イーグルで決着し、32歳のツアー初優勝を飾ったのは2018年の「マイナビABCチャンピオンシップ」だった。

以来4年ぶりの通算2勝目で、一発大逆転なるか。


2人の木下が、3日目に引き続き、最終日も再び同組でそれぞれの目標を追う。

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