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ISPS HANDA ヒーローになれ!チャレンジトーナメント 2022

野呂涼が復調の手応えをつかむ首位タイ発進!

静岡県の中伊豆グリーンクラブを舞台に『ISPS HANDA ヒーローになれ!チャレンジトーナメント』の大会1日目が行われた。濃霧の影響でスタート30分ほど遅れたものの、無事に全選手がファーストラウンドを終え、4アンダーで3人が首位タイに立った。

 

その中の一人、野呂涼は5バーディ、1ボギーの68でラウンド。この日唯一のボギーを最終18番ホールで叩いてしまったのはもったいなかったが、久々の好スタートに表情がゆるんだ。

「今週は本当にショットが良くて、自分の思ったショットが打てています。安定してフェアウェイ、グリーンをキャッチできているので、いい流れでゴルフができています。最後はパー5で獲れば2ストローク差でトップとわかっていたので、ちょっと欲張ってしまいました。もったいなかったですね」。

 

今季は6月の『LANDIC CHALLENGE9』での2位タイ、『大山どりカップ』の4位タイと続けざまに優勝争いを演じていただけに、優勝も時間の問題かと思われたが、その後は思うようなゴルフをできずにいた。本人曰く、賞金ランキングのことを気にし過ぎたあまり、予選落ちだけはしないようにと、攻め切るゴルフができていなかったと振り返る。

さらに『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま』で、野呂自身があまり得意としていない洋芝でのプレーによって、ショットのフィーリングがさらに悪くなってしまった。

 

そんな状態から復調のきっかけをつかんだのが先週の試合の練習日の夜のこと。食事をして帰る車の中で、ふとグリップの形を作ってみたところ、それがしっくりきたと言うのだ。

「クラブを持たずにグリップの形を作ってみたら、なにかハマったと言う感覚があって。それで次の日の朝の練習場でもいい感じだったので、そのままプレーしたらいい感じでした」。

 

少し前に左手がウィークになっていたことに気づき、ストロング気味に握りをなおした経緯があるが、それが無意識に強くなり過ぎていたのかもしれないと野呂。毎日ゴルフをやり続けているからこそ、無意識に何かが狂っていることは多々あるだろうが、そこにこのタイミングで気づけたのは大きい。

残り4戦は守っていてもしょうがない。予選落ち覚悟で攻めるゴルフに徹すると気合を入れていた。