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PGM Challenge 2022

玉城海伍が野球効果!?で2試合連続の優勝争い!

『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま2022』では優勝にこそ届かなかったものの3位。今週はその資格で出場している玉城海伍が6アンダー66をマークして、2試合連続の優勝争いを演じる。

 

「福島の時もですが、今日もパッティングが良かったですね。1ヶ月くらい前にパッティングがめちゃくちゃ悪かったんです。打った後にボールを追いかける癖があるんですが、それをやめたらいい感じになりました」。

 

今季は出場できる試合が限られているが、ポジティブに考えると試合に出られない時間があったことで、自分のゴルフに対して考えすぎることをしなくなったと言う。

「確率を上げることばかりを考えすぎて、目の前の1打に集中できていなかったように思います。もっと目の前の1打の状況を判断して、その1打をどうやって打つかをしっかり考える。それをやり始めてからゴルフが上向きになりました」。

 

また、玉城がゴルフ以外で今特にハマっているのが野球だ。大のヤクルトファンで、特に野村克也氏が好きで、著書も何冊か読むほどだ。そのエピソードからも、元々の性格でデータ分析が好きなこともよくわかるが、それが奇しくもゴルフで考えすぎる悪循環に陥っていたのかもしれない。玉城の野球好きは観戦だけでなく、自ら草野球をするほどで、バットを振り始めてから飛距離も伸びるようになったとのこと。

 

試合に出続けるには優勝か15位以内に入ることが条件になるが、今の玉城に気負いはない。自分らしく、ただ目の前のボールに集中するだけ。まさに野球でいう一球入魂の精神で明日の2日目に挑む。