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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2022

沖学園高校3年生・林田直也さんがアマ唯一の予選通過

キャディも、組のスコアボードを持つ子も、プロのスコアを数えて歩くマーカーさんも、お静かにボードを持って歩いて大会運営をお手伝いしてくれた子もみんな後輩。

その上、決勝進出を決める大事なこの日は監督と、部員総出で応援にきてくれた。

ロープの中も外も地元福岡県の沖学園一色。

その中で、自身ツアーで初の予選通過を果たした3年生の林田直也(はやしだ・なおや)さんは、「バーディでも、ガッツパーでもみんなが凄く応援してくれて、凄く励みになりました」と、喜んだ。


沖学園一色。紺×赤のウエアが林田さん


1アンダーの73位タイから出たこの日は前半通算2アンダーまで伸ばすと後半、最初の10番で、グリーンの外からパターを使った15メートルの第3打を“チップイン”。

続く11番では2メートルを沈めて連続バーディを奪った。

予選圏内に潜り込むと「そこから余裕ができて、波に乗れた」と、最後18番のパー5はグリーン奥から寄せてバーディ締め。

未来のあるジュニアに経験を積ませる大会の取り組みで、今年は6人がプロの舞台を踏んだが、週末に残ったのは通算5アンダーまで伸ばして27位タイにつけた林田さん一人だけだった。


「サインください!」と取り囲み、未来のプロ気分を味わわせて気持ちを高めてくれた子たちもみんな後輩。

週末も引き続き、期待を一身に背負って歩く林田さんは「プロの試合は1打落とすだけでかなり順位が下がってしまう。3ホールに1回はバーディを獲って、ノーボギーで回りたい」と、目標を掲げた。



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