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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022
玉城元気が暫定3位で最終日に挑む!
残り1ホールを残してサスペンデッドとなったものの、粘り強いプレーを展開したのが玉城元気だ。
6アンダーの3位タイからスタートした玉城は、強い風が吹く難しいコンディションの中、2つスコアを伸ばしてきた。
「特に後半はピンチが多くて、なとか凌いでパーというホールが続きました。16番、17番もピンチだったんですが、そこをパーで凌げたのは良かったと思います。内容的にもしんどいゴルフでした」。
苦しい内容になった要因は、パーオン率が悪かったことにありう。越前カントリークラブの特徴の一つでもある小さいグリーンが風が強まったことで牙を向いた。
「グリーンオーバーすることが多くて、奥から寄せきれない場面が多く、ピンチばかりでした。でも5打差はまだわからないと思うので、とりあえず最後の1ホールでバーディかイーグルを獲って、少しでも縮めた状態で最後の18ホールに入れればと思います」。
玉城は沖縄県出身の24歳。4年間アメリカに留学経験があり、向こうでゴルフの腕を磨いた。帰国後は1年間沖縄で過ごしたが、ABEMAツアーへの参戦を視野に今年から千葉県を拠点にしている。練習環境を求めて、千葉県のゴルフ場に務めながらABEMAツアーに参戦している。務めると言っても社員や所属ではなく、研修生や練習生と同じ扱い。この試合の前も、そのゴルフ場でクラブチャンピオン杯があり、1日2ラウンドのキャディをしてから、7時間かけて車で福井入りしたとのこと。
タフすぎる“うちなーんちゅ”が、逆転優勝を飾れるのか。大いに注目したい。










