第２回『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022』の大会１日目が、福井県の越前カントリークラブを舞台に行われた。

午後から降りはじめた雨は夕刻になるほど強さを増し、16時42分に競技が中断。その後、回復の見込みが薄いとの判断から17時30分にサスペンデッドが決定。１ラウンドの残りのプレー再開は明日の6時30分となる。

大会１日目は午前と午後、スタート時間によってコンディションにかなり違いが出る形になったが、そんな中で暫定ではあるが、単独トップの好スタートを切ったのは地元・福井工業大学2年生の＠髙宮千聖さん。８バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで、プロを抑えて堂々のスタートを切った。

髙宮さんは熊本県出身で、高校は明徳義塾高校へ進み、大学は福井県の福井工業大学へ進んだ。大学に関しては他校の選択肢もあったが、練習環境の良さから福井工大を選び、現在は福井県在住。今週の舞台となる越前カントリークラブは、普段からアルバイトだったり、練習で使用しているコースで、ある意味でホームコースのような存在。コースの特徴は頭に完全に入っているだけに、いつも通りにプレーすればアンダーで回れる自信はあったと話す。

「ここは距離はないんですが狭いので、ティショットでフェアウェイに置いておけばチャンスに繋げることができるコースです。今日はティショットをしっかり次で狙えるところに打つことを考えてプレーしたら、うまく噛み合ってくれた感じです。あとはグリーンが小さくて、傾斜も結構強くて、上からのくだりが難しかったりするので、つけちゃいけないところにはつけないように注意しました」。

先日開催された第46回福井県アマチュアゴルフ選手権大会で初出場初優勝を飾り、いい状態で今週の大会にのぞんでいる。ABEMAツアーは今回が初参戦となるが、勢いに乗る19歳がABEMAツアーでも初出場初優勝を狙う。

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