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大山どりカップ 2022

自作の“パタパタ練習器具”で調子が上向き!藤井伸一が3位T発進

藤井伸一が5バーディ、ノーボギーの5アンダー66をマーク。首位と2打差の好位置で初日のプレーを終えた。

「今日は短いバーディパットがちゃんと入って、あと7mくらいは2つ入ったんですが、短いのをしっかり決めれたのが良かったですかね。前半は危なげない感じで、後半は風が吹きはじめたんですが、ピンチもうまく凌げたのでそれなりにまとめられたかなと思います」。

ABEMAツアーは今季初参戦となるが、次戦の出場がおそらく難しいランキングのため、とりあえずの目標は15位以内だ。ただ、もちろん明日の2日目も良いスコアを出して、その先の優勝争いは視野に入れている。

藤井は先月行われたレギュラツアーの『~全英への道~ミズノオープン』でウェイティングで入ることができ出場した際に、練習場で片山晋呉が自作で作った練習器具を使っているのを見てピンときた。

「片山プロが使っているのを見たときに、ぼく自身が抱いている動きのイメージと合致する動きだったんです。あ、これかもしれない!と思って、それですぐにホームセンターにいって自作で練習器具を作りました。原価は1,500円ほどです。今使っているのは試作3号機です」。

効果的には腰の動きがスムーズに動くようになるとのこと。自作の練習器具で目指すべき動きの精度を上げ、明日の2日目もさらなる躍進を狙う。