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サントリーオープンゴルフトーナメント 2004

レティーフ・グーセンが66でまわって急浮上「明日は6アンダーを出す」

バーディを奪っても、ミスをしても、ほとんど心が波立つことはない。常にフラットな精神力。「あまりいちいち一喜一憂せず、とにかく落ち着いて1打1打に集中することにしていますから」。淡々としたプレーが身上。静かなメジャーチャンプがじわり、浮上した。
強い風が吹き荒れた3日目に66でまわって通算3アンダー。

前日2日目までは、なかなかゲーム感が戻らず、低迷していた。
この夏、趣味のウォータースキーで左肋骨を痛めて戦線離脱。2週前の欧州ツアーで、ようやく復帰を
とげたばかりだ。
「昨日まではショットが林にばかり行って、ボールを捜している時間のほうが多かったくらい(苦笑)。
でも、今日はこの風の中でもまずまずフェアウェーをキープできていたし、感覚が戻ってきたように思います」。ムービングデーにきっちりと、上位争いに加わってきた。

一糸乱れぬプレーぶりも、いよいよ翌12日の最終日は戦闘モードだ。
「明日は、6アンダー以上を出したいと思います」。世界ランカーが、くすぶったままでは、終われな
い。
  • テレビインタビューに答えるなり、すすんでギャラリーのサインに応じるメジャーチャンプ

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