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三重県津市立榊原小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(5月20日)

初夏を感じさせるような快晴の下、三重県津市立榊原小学校のグラウンドで、4年生 から6年生の11名を対象とした、スナッグゴルフ実技講習会が行われ、児童たちは思 い通りに飛んでいかないボールを追いかけ、目を輝かせて楽しんだ。



榊原小学校がスナッグゴルフを導入したのは昨年12月。 地元で新規開催された、「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」における社会貢献活動の一環として、株式会社トーシンから津市教育委員会を 通じて寄贈された。

そして新学期に入り、運動クラブでスナッグゴルフを取り入れることになり、4年生 から6年生の40名の中から、約4分の1にあたる11名が参加を希望した。



そしてこの日が第一回目の運動クラブの日。 グラウンドに出てくるや、カラフルな道具に興味津々。用具の説明のあと、フル ショット、ハーフショット、パットの基本練習を行い、グラウンドに特設された3 ホールをまわる実戦ゲームも行い、僅か45分間のクラブ活動で、凝縮されたスナッグ ゴルフの楽しさを味わった。



参加した児童に感想を聞いてみると、「スナッグゴルフを知らなかったけど、みんな でプレーできて楽しい」、「普通のゴルフは難しそうだけど、面白くてたまらなかっ た」、「コースをまわれて楽しかった」、「みんなで出来るので楽しかったからまた やりたい」と好評。担当の谷口先生も児童たちに交じってコースプレーを体験し、年 令に関係なく楽しめることを改めて感じさせられた。



導入について石川幸弘校長先生は、「自己申告のスポーツで自分自身を律する点や、 ほとんどの場合おいて思い通りにいかず我慢する心を習得する点が、学校教育の方針 と合致する」と話され、スナッグゴルフの効果にも期待されている。また、全校児童 数73名という小規模校ならではの、団体スポーツが導入しにくい点でも、個人スポー ツであるゴルフの導入には期待がかかる。



尚、今年9月にTOSHIN Lake Wood Golf Club で開催される、「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」では、スナッグゴルフが導入された3つの小学校(榊 原、大三、倭)の児童を対象とした、スナッグゴルフ大会やキッズエスコートを計画 中で、津市における地域とゴルフ場が一体となった地域貢献活動が、今年から本格的 に動き始めている。



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