記事

常陸大宮市立大賀小学校でスナッグゴルフ実技講習会を開催(6月30日)

UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズにおける、社会貢献活動の一環としてスナッ グゴルフが導入された、常陸大宮市立大賀小学校にて、スナッグゴルフ実技講習会が 行われ、4年生から6年生までの運動クラブ希望者の24名が参加した。

児童たちはグラウンドに出てくると、「おもしろそう」と第一声。 そして楽しみにしていたスナッグゴルフ実技講習が始まった。


小澤コーチの見本ショットに歓声があがる


日本スナッグゴルフ協会の小澤佳夫さんの指導のもと、パット、チップショット、 ピッチショット、フルショットの練習の後、小澤コーチと鯉渕先生による1ホールの 対戦も行われ、コースプレーの楽しみ方についても解説がされた。



野球をしている児童が多いせいか、飲み込みが早く、すぐにショットができるように なり、最後のフルショットでは、フォームは野球のスイングながら、見事に遠くに ボールを飛ばす光景も見られた。

また、指導ポイントを忠実に反復して、グリップをする際には、親指に貼ったシール の色に合わせ、黄色い点と赤い点に指を置き、しっかりとグリップを確認して握る光 景も見られた。



常陸大宮市立大賀小学校では、2学期からスナッグゴルフをクラブ活動に加える構想 もあり、茨城県内でのスナッグゴルフ定着校が更に増えることになりそうだ。



当機構が2003年からスタートした、小学校へのスナッグゴルフの導入活動は、のべ 166セットとなり、2003年10月に茨城県で初めて導入された、笠間市の14の小学校を 皮切りに、大賀小学校を含め茨城県内では68セットが導入されている。

全国的にも突出している茨城県内での活動展開が、今後も楽しみである。


鯉渕先生のティショット


講習の終わりに小澤コーチは、「みんなにスナッグゴルフを楽しんでもらうのは、プ ロになってもらうためではない。ゴルフは審判がいないスポーツで、ウソをつかない のがゴルファー。

人が見ていないところでボールを動かさず、誠実にプレーすること が大事。ボールを打つことが基本ではなく、正しく申告できることがゴルフの基 本。」と、ゴルフの魅力についても触れた。


鯉渕先生のパットに注目が集まる


鴨志田弘文校長は、「この学校のモットーは、返事、運動、勉強。まずはしっかり挨 拶と返事をすること、そして運動を一生懸命やって自信を持つこと、そして勉強」と 話し、勉強も大事だが、社会に出て必要なことをしっかりと教える姿勢だという。

実際に、玄関や廊下、そしてグラウンドですれ違う子どもたちは皆、元気よく気持ち よく挨拶をしてくれた。


小澤コーチからはゴルフの魅力についても話がされた