記事
大子町立上小川小学校でスナッグゴルフ実技講習会を開催(3月13日)
昨年の、「UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ」における、社会貢献活動の一環 として、森ビル株式会社の継続的な支援 により計画された、スナッグゴルフ・スクールセットの寄贈・導入小学校のうち、静ヒルズカントリークラ ブ近隣小学校での実技講習会が先月から始まり、3校目となる講習会が大子町立 上小川小学校で実施された。

茨城県北部の観光名所である袋田の滝から南に5キロ。 全校児童数114名の大子町立上小川小学校は久慈川ぞいの山あいにあり、みんな礼儀 正しく、明るく元気な児童が集まった小学校である。

この小学校にスナッグゴルフが導入されたきっかけは、昨年7月12日に静ヒルズカン トリークラブで行われた体育指導員を対 象とした実技研修会に、ゴルフ愛好家でもある中嶋正夫教頭先生が参加し、その 楽しさにすっかりはまり、自身の小学校に導入したいと思い、その日のうちに導入の ための相談をしたことが始まりで、それから8ヶ月後のこの日に、晴れて用具導入と 実技講習が実現した。

用具の導入に際しての歓迎ムードは熱烈で、実技講習の前には、全校児童が参加して の贈呈式も行われ、児童たちの進行による温かなセレモニーがとりおこなわれ、列席 した大子町教育委員会の益子恵学校教育課長補佐から感謝状も贈呈された。

贈呈式のあと、元気よくグラウンドに飛び出してきたのは、3年生と5年生の35名。 まだまだ寒い校庭で、日本スナッグゴルフ協会の小澤佳夫さんの指導のもと、パッ ト、チップショット、フルショットの基本指導を受けた。
続く4年生32名も基本練習に加え、代表児童と小澤先生との実践プレー対戦も行わ れ、講習会はおおいに盛り上がった。

参加した児童は、「思ったよりも難しかった」という感想が多く、また、「これから 練習したい」と意欲的な姿勢も見られた。
小玉公一校長先生は、「いろいろなスポーツを体験してもらい、審判員のいないゴル フというスポーツに接して、自分から良いことも悪い事も言えるようになってほし い」と、ゴルフを小学校に導入して、子どもたちに社会で役に立つスキルを勉強して ほしいと望んでいる。
また、稲作授業で田んぼの利用に協力している菊池陸夫さんがゴルフ愛好家で、自宅 の裏山に芝生を敷き詰め、アプローチの練習に活用しているそうで、この日の講習会 にも見学に訪れ、児童たちの受け入れにも前向きで、早くも校庭でのスナッグゴルフ 練習から、芝生の上での練習環境への道筋と、地域指導者としての役割も期待されて いる。
上小川小学校では、来年度からクラブ活動での導入も検討しており、地域と連携した 活発な活動が期待される。
<寄贈された用具の内容>
1.ランチャー15本・左用3本含(ランチャーとは大きなヘッドのアイアン型クラブ)
2.ローラー8本(ローラーとは大きなヘッドのパター)
3.ボール100個
4.ターゲット2個(ダーツ風な円形の的)
5.ボード4個(平型の的)
6.フラッグ4個(円柱型の的)
7.ランチパッド14枚(ティアップする台)
8.スナッガズー2本(手首コックポジションチェック用具)
9.スナッパー2本(スイングチェック用具)
10.ローラーブラシ2個(ほうき形状の補助用具)
11.解説DVD1枚
12.コーチングカリキュラム1冊
13.スナッグテキスト1冊
14.キャリーバッグ1個(用具入れ袋)
* 1セットの総額 230,000円(消費税別)









