5月11日に那珂市立菅谷西小学校にてスナッグゴルフ講習が実施され、4年生53人が参 加した。同じ那珂市では先月26日に近隣の菅谷小学校でも講習が行われ、この地区で は2校目の講習となった。

講習を始める前に「丸山茂樹プロを知ってますか?」と尋ねると4、5人が手をあげ、 「宮里藍プロは?」と尋ねると実に9割の子供たちが元気よく手をあげ、また、「ゴル フをしたことがある人?」と尋ねると15人くらいが手をあげた。

校庭を使用て行われた講習では、社団法人日本女子プロゴルフ協会の渡邊正子ティー チングプロが、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットを、手とり 足とり親切に指導し、初めてゴルフを体験する子供たちが、上手にショットができる ように上達した。

講習のしめくくりとして、2つのクラスから男の子と女の子の代表選手によるクラス 対抗戦が行われ、参加したい児童を呼びかけると、多くの児童が元気良く手をあげ、 ジャンケンで代表を選考した。いざ代表に選ばれて最初のティショットに入ると、緊 張感から真剣な顔に変わり、クラスの応援を受けて一生懸命にプレーした。勝負は1 打差の接戦で幕を閉じたが、「僕もやりたーい」という声があちらこちらであがっ た。

講習の終わりに女の子から、「スナッグって何ですか?」と質問があり、「英語で くっつくという意味だよ」と説明し、児童にくっついて見せると、子供たち同士が 「スナッグ!」と言いながらくっついてふざけあい、にぎやかな講習は終了した。