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常陸大宮市教育委員会主催「スナッグゴルフマスター教室」を開催(10月24日)

静ヒルズカントリークラブの地元である常陸大宮市では、スナッグゴルフを公式なス ポーツ種目として取り入れており、これまでも体験会や指導者講習会などを行ってき たが、本年度からこの活動を更に拡大・充実すべく、「スナッグゴルフマスター教 室」を本格的に展開しており、この日は夏休みから始まった3ヶ月計画のマスター教 室の最終日を迎えた。


スタート前には自己紹介が行われた


常陸大宮市では、森ビル株式会社の支援、 静ヒルズカントリークラブ の協力により、2004年10月から市内の小学校にスナッグゴルフ・スクールセットが導入されており、昨年の12月を もって市内13校全校への導入が完了している。



この用具を活用するべく、教育委員会と体育指導員が一丸となって、マスター教室で スナッグゴルフを取り入れられることになった。

本年度のマスター教室は、8月21日に美和運動公園ミニサッカー場で行われた、ス ナッグゴルフ体験教室を皮切りに、市内3会場で計6回の体験会を経て、夏休み明けの 9月下旬からは、静ヒルズカントリークラブに場所を移し、10番ホールに設定された 特設ホールで、試合形式のプレーを楽しんだ。



参加した選手たちは、初めての大会のためかスタート直前には緊張が高まり、表情は こわばるばかりだったが、スタートしていくと一打ごとの結果に一喜一憂しながら、 のびのびと笑顔で6ホールを楽しんでプレーした。



5年生の金子直樹くんは、5番ホール40ヤードのパー4で、ティショットを直接フラッ グにくっつけるホールインワン(アルバトロス)を達成し、試合を盛り上げた。


パー4でホールインワンを達成した金子直樹くん


マスター教室のコーチを務めた体育指導員の三次弘史さんは閉会式の総評で、「はじ めの頃よりもみんな上手になった。イーグルも出たしパー4でのホールインワンも飛 び出した。ゴルフは審判がいない競技で、自己申告をすることにより自分に正直でな ければならない。また、まわりの人への思いやりも必要。大人になって重要となるこ とが、この教室でスナッグゴルフを通じて学べたのでは。」と語った。



また、この最終日に激励に駆けつけてくれた上久保洋一教育長は、「ルールをしっか り覚え、楽しんでやりましょう、という目的で教室を始めましたが、目的が達成でき ました。ここ静ヒルズカントリークラブでは、小学生の全国大会も、高校生の全国大 会も行われましたが、ここにいる皆さんが表彰式に参加する姿勢は同じレベルで素晴 らしい。これからもスナッグゴルフを市内に広めていくと同時に、いつでも、どこで も、スナッグゴルフを楽しめる環境を整備していきます。」と温かなメッセージを 贈った。



常陸大宮市の小学校は、今年のス ナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会では、惜しくも県予選で敗退しているの で、マスター教室をきっかけに、来年度は県予選突破と全国大会での上位入賞を狙い たいところだ。


各部門の優勝者と体育指導員の方々(後方)、そして上久保洋一教育長(後方 中央)


<大会成績上位者/6ホール・パー24、低学年のみ3ホール・パー12>
●高学年の部
優勝 金子直樹(上野小5年) 21
2位 阿部晟也(美和小6年) 23
3位 中川皓登(上野小5年) 24
●中学年の部
優勝 瀧公平(大宮小3年) 25
2位 秋山健人(上野小4年) 26
3位 堀江祥太郎(美和小4年) 28
●低学年の部
優勝 小泉莉帆(村田小1年) 11
2位 石井一成(大宮西小1年) 12
3位 小田凌輔(大賀小2年) 13
●一般の部
優勝 木村勉
2位 真崎昌
3位 安孫子茂


参加者全員による記念撮影