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第3回スナッグゴルフ松伏大会を開催(7月31日)

真夏の日差しが照りつける、まつ ぶし緑の丘公園で、第3回スナッグゴルフ松伏大会が開催され、地元の小学生18 名を含む28名が参加した。

開会式で小島朗大会会長は、「子どもたちは全国大会が終わってからも練習を続けて きました。日ごろの練習の成果を発揮して良い結果を出してください。ゴルフはルー ルを重んじる競技ですので、ルールを守って自分で自分を律してプレーして下さ い。」と挨拶。



更に、松伏町教育委員会の御処野紀夫教育長が激励に駆け付け、「石川遼くんもイチ ローも、6年生のときに立派な作文を書いています。夢をもって、その夢を実現しま した。皆さんも夢を持ってください。」と挨拶して大会が開幕した。



しかし大会は、連日の猛暑で朝から気温がグングン上がり、予定していた9ホールの 競技を6ホールに短縮し、審判長の特別な判断で、変則的なスコア集計で順位を決定 し、何とか競技を成立することができた。

松伏町では石川遼の活躍をきっかけに、2008年4月からスナッグゴルフを活用した活 動が始まり、同年6月には第1回目となるスナッグゴルフ体験会を松伏小学校で開催。



以来、定期的なスナッグゴルフ体験会の開催を経て、昨年3月には第1回大会 を、続く11月には第2回大会 を開催し、町のゴルフ熱は益々高まってきている。

更に今年6月には、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会に、松伏町立金 杉小学校が埼玉県代表として出場。 町の盛り上がりは最高潮に達している。



松伏町での取り組みは、ゴルフの上手な子どもたちを育てることが目的ではない。 ゴルフを楽しみながら学ぶことのできる要素を、子どもたちに習得してもらい、地域 の大人たちも参加することにより、子どもたちを見守る地域の目を作ること、そして 何より3世代で楽しむことのできるゴルフを通じて、三世代交流の広がりも目指して いるのだ。



この日の大会でも、各組に大人が一人入る組み合わせでラウンドしたが、おじいさん と一緒にラウンドした子どもたちは、自分のおじいちゃんではないのに「じぃ」と呼 んで、楽しそうにプレーしている光景が見られた。

また、閉会式では、参加した子どもたちが親に向かって「ありがとう」と挨拶するな ど、大会を通じて感謝の気持ちも育んでいる。



松伏町でのゴルフの歴史は始まったばかりだが、時と歴史を重ねて、石川遼の活躍に 追いつけるような活発な活動が広がることが期待される。

<第3回スナッグゴルフ松伏大会 成績>
□小学生の部
優勝 横山竜也 4年生
 2 田中拓海 4年生
 3 中条志歩 3年生
 4 大沼日向 4年生
 5 田中綾乃 6年生
 6 横山大河 4年生
 7 和田玲那 4年生
 8 田中美咲 3年生
 9 御郷琢磨 3年生
10 杉本雛優 2年生
11 曾原隼斗 4年生
12 石川美晴 4年生
13 御郷颯太 1年生
14 小島大輝 4年生
15 杉本亜優 5年生
16 倉持萌 3年生
17 倉持冴 1年生
18 会田愛 1年生

□大人の部
優勝 林健一
 2 横山滋一
 3 坂本卓也
 4 田中茂雄
 5 新井三好
 6 大沼好行
 7 御郷康志
 8 飯島雄
 9 中条虎雄
10 曾原浩之