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三重県の桑名市立藤が丘小学校にてスナッグゴルフ実技講習を実施(12月19日)

東建ホームメイトカップが 開催される三重県の東建多度カントリー クラブ・名古屋の地元にある、桑名市立藤が丘小学校で、3年生73名が参加して のスナッグゴルフ実技講習会が行なわれた。

子供たちへの指導は、社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)ジュニアゴルフコーチ の戸軽明美プロが担当し、準備 運動のあと、お手本ショットとプレー方法を披露し、8つのグループに分かれての、 パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの指導が行なわれた。 8つのグループからはリーダーを一人決めて、リーダーが戸軽プロからの指導をしっ かり聞いて、チーム内の児童の補助指導を行い、統制のとれた雰囲気の良い講習と なった。


中村さんなど地域ボランティアが子供たちの指導を補助



あっという間の90分間の講習が終わると、児童たちからは、もっとやりたい、という 声があるほど、内容の濃い楽しい実技講習となった。

特に子供たちの印象に焼きついたのは、伊藤新司校長先生のパワフルなフルショット だった。講習の締めくくりに校長先生にお願いをして、フルショットをしてもらった ところ、ゴルフ経験で養ったスイングにより、子供たちの想像を超えるスピードと弾 道でボールは空高く舞い上がり、児童たちからは大きな歓声があがった。


リーダーがチーム内での補助指導を行った


藤が丘小学校では、放課後プランでの活用の計画があり、この日の実技講習会には、 放課後プランの一部である、ふじっこふれあい教室の中村正隆団長(愛称:なかちゃ ん)をはじめとする5名の地域ボランティアの方々にお越し頂き、安全配慮と基本指導 の補助をお手伝い頂いた。

ボランティアの皆さんは、「審判員のいないゴルフは自分自身が審判員であるという 点を、子供たちに伝えていけたら」と、ゴルフの技術だけでない道徳的要素の啓蒙に 役立てていきたいとも考えている。


ピッチショットはターゲットを中央に置いて目標を作った


三重県内では、昨年の第5回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会 貢献活動の一環としての小学校へのスナッグゴルフ導入計画により、桑名市多度町の5つの小学校が既にスナッグゴル フを導入しており、今月7日には多度南小学校のグラウンドで、多度小規模校活性化 事業として6年生38名(多度南小学校17名、多度東小学校10名、多度西小学校11名)に よるスナッグゴルフ合同練習会が体育の正課で行なわれ、地元のケーブルテレビで紹介され るなど、既に活発な活動が始まっている。


フルショットはみんな力いっぱいに


今年度の導入計画により三重県でスナッグゴルフを取り入れたのは、藤が丘小学校と伊曽島 小学校の2校で、昨年の5 校と合わせると7校となり、来年7月5日に茨城県で開催さ れる、第6回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会への出場権をかけた三重県予選会が開 催されると、活動がより活発に行なわれると思われる。


LPGA戸軽明美プロと地域ボランティアの皆さん