今年の東建ホームメイトカップ最終日に 行われた、第1回スナッグゴルフ大会に続いての第2回大会が、桑名スナッグゴルフ大会として、東建多度カントリークラブ・名古屋で開 催され、秋晴れの晴天のもと、地元の桑名市でスナッグゴルフを導入している小学校 から、26名の児童たちが参加した。

桑名市では、ス ナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会 ( 東建コーポレーション株式会社など特別協賛)における社会貢献活動の一環によ り、2006年10月から5校がスナッグゴルフを導入し、2007年には2校が加わり、各校で の活動が始まっている。

中でも、昨年導入した藤が丘小学校では、学校と地域が連携しての活発な活動が行わ れており、今年の全国大会にも初めて参加し、全国各地から集まる児童たちとの交流 と、沢山の思い出づくりに加わることができた。

大会の開会式では、桑名市教育委員会の大橋則久教育長から、「ゴルフはルールとマ ナー、そして自己申告をするスポーツですので、ゴルフを通じて勉強をしてくださ い」と激励、そして東建多度CC名古屋の小島貴幸支配人からは、「将来、ツアー開幕 戦に出場する選手になれるよう、社会で大切なことをゴルフで学んでください」と挨 拶があり、藤が丘小学校6年生の水谷祐一朗くんの選手宣誓で幕を開けた。

この大会は前回と同じく、青少年の健全育成を第一目的に行なわれたことから、ス タート前には自己紹介と握手が行われてのスタートが行われ、ショットをする際には 「打ちます」と元気よく声を出し、元気よくスタートしていった。

競技は、藤が丘小学校が上位を占め、全国大会出場の実力を発揮した。ちなみに午前 中には小学校に集まっての練習会も行われたそうで、練習量も成績に表れたようだ。 また、ホールインワンも飛び出し、大会はたいへん盛り上がった。

表彰式では賞状のほかに、各学年の部で優勝した選手に、青木功プロが世界ゴルフ殿 堂入りを記念して作られたジュニア用キャディバッグが副賞として贈呈された。

今回の大会は、開催時期の事情から、通常9ホールで行われる競技を6ホールに短縮し て行った。それでも日没の心配があったが、小島貴幸支配人の特別な計らいにより、 薄暮プレーのスタートをコントロールして頂いたことにより、予定時間よりも早めに 準備ができ、余裕をもった競技運営につながり、子どもたちは整った環境の中で大会 を楽しんだ。