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常陸大宮市教育委員会によるスナッグゴルフ教室修了式とスナッグゴルフ大会を開催(3月9日)

茨城県常陸大宮市教育委員会では、昨年の9月から毎月第2日曜日にスナッグゴルフ教 室を静ヒルズカントリークラブで開催しており、年度末となる3月9日に、これまでに参加してくれた 児童を対象としたスナッグゴルフ教室修了式とスナッグゴルフ大会が開催された。


実際のグリーンを使用してのコースプレー


1年生から5年生の児童17名によるスナッグゴルフ大会は、静ヒルズ CCのパー3コースに設置された6ホールのスナッグゴルフ特設コースを利用して行 なわれ、常陸大宮市の職員や体育指導員などが各組に随行して、スコアカードへの記 入の仕方や、マークの仕方などの指導を行いながら、児童たちは実践プレーを体験し た。


グリーンでは傾斜とスピードに頭を悩ました


これまではフェアウェイに設置されたグリーンの経験だけだったため、実際のパー3 のグリーンはスピードも速く傾斜もあり、グリーン上で苦戦する子供たちが多かっ た。しかし、順応性の高い児童たちは、慣れてくると曲がる幅を大きめに読むなど、 頭を使ったゴルフに切り替えて楽しんだ。

大会の表彰式と兼ねて行われたスナッグゴルフ教室修了式では、一人ひとりに修了証 が手渡され、児童たちは満足げに証書を受け取った。


スコアカードは自分で記入し自分で提出


常陸大宮市の坂本忠夫教育長は、ゴルフによる子供たちのコミュニケーション能力効 果に期待を寄せており、引き続き積極的な取り組みを行なっていく考え。

また、昨年 末に新たに市内の6つの小学校にスナッグゴルフが導入され累計11校に導入がされて いることもあり、今回の教室の実施により、今後の普及と活動が楽しみである。


大武哲雄生涯学習課長から修了書が手渡された


また、常陸大宮市では昨年の8月4日(土)に、教育委員会の主催によるスナッグゴルフ指導者講習会や、 親子大会が行われるなど、既に今回の教室の基礎となる取り組みが行なわれた実 績もある。


参加者全員と教室の指導にあたった
体育指導員の方々による記念撮影


宍戸ヒルズカントリークラブ及び 静ヒルズカントリークラブの近隣の小学校に、スナッグゴルフを導入して頂く活 動は2003年から始まり、昨年末までに茨城県内で累計57校の小学校(全国では138校) に導入がされており、笠間市や那珂市、そして常陸大宮市をモデル地域として、益々 の普及と活動が期待される。