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第1回スナッグゴルフ対抗戦茨城B地区予選会は東海村立白方小学校が優勝(6月4日)

茨城県常陸大宮市にある静ヒルズカントリークラブで開催された、第1回スナッグゴ ルフ対抗戦茨城B地区予選会は、東海村立白方小学校が優勝した。

この地区からの全 国大会進出校は3校で、白方小学校のほか、2位の東海村立舟石川小学校、3位の常陸 大宮市立小場小学校が出場権を獲得した。


坂本忠夫教育長からは激励の挨拶


全国大会への出場を決めた3つの小学校は、いずれも昨年の日本ゴルフツアー選手権 の社会貢献活動の一環として、当機構と森ビル株式会社からのスナッグゴルフ寄贈計 画に賛同して頂いた小学校で、東海村、常陸大宮市の各教育委員会を通じて導入して 頂いている。


スタートホールでのティショット


用具寄贈後の講習会は、優勝した白方小学校は3月下旬に、舟石川小学校では2月下 旬、そして小場小学校では1月下旬に行われたばかりで、講習会実施直後から活動を 開始しての予選大会参加で、その成果を発揮した。


スタート前の自己紹介と握手


この大会は静ヒルズカントリークラブの地元である常陸大宮市教育委員会が後援して おり、開会式には常陸大宮市教育委員会の坂本忠夫教育長から子供たちに、「最近は 思いやりをもつということが薄れてきている。ゴルフを通じて思いやりの気持ちを大 切に、そして他の学校のお友だちをつくってください。」と挨拶した。


アプローチの様子


また、参加児童には、地元で生まれ育ち、昨年の日本ゴルフツアー選手権で優勝した 細川和彦プロからメッセージが届けられ、また、参加賞として細川プロオリジナルの ハンカチとピンバッヂが参加者全員に配られた。


優勝した白方小学校にはトロフィと賞状が授与された


会場となった静ヒルズカントリークラブは、今春に中嶋常幸プロの監修によりリ ニューアルオープンしたばかりのチャンピオンコース。


ベストスコア賞を獲得した松本拓己くん


この日使用した10番ホールは、フェアウェイに大きなマウンドや傾斜があり、子供た ちにとっても難易度の高いコース設定となった。

6番ホール21ヤードのパー3では、 ティグラウンドとグリーンに段差があり、ティから見下ろすグリーンの高低差から、 純粋な子供たちは手加減して大きくショートする場面が見受けられ、スコアが伸び悩 んだようだ。


優勝した白方小学校のキャプテンが優勝スピーチ


<第1回スナッグゴルフ対抗戦茨城B地区予選会成績/497ヤード・パー36>
優勝 東海村立白方小学校 184ストローク
2位 東海村立舟石川小学校 188ストローク
3位 常陸大宮市立小場小学校 204ストローク
 -以上が全国大会へ進出-
4位 那珂市立瓜連小学校 207ストローク
5位 常陸大宮市立上野小学校 208ストローク
6位 東海村立石神小学校 214ストローク
7位 東海村立中丸小学校 231ストローク

ベストスコア賞(33ストローク 3アンダー)
東海村立白方小学校 4年生 松本拓己くん

<細川和彦プロからのメッセージ>
僕はみなさんと同じ茨城県で生まれ育ち、15才からゴルフを始めました。 スナッグゴルフ対抗戦に出場する選手のみなさんは、この日のために仲間たちと一生 懸命練習してきたことと思います。

ゴルフのプレーでは、しばしば思い通りにならないことがあります。普段の生活でも 同じではないでしょうか。 そんな時にはくよくよせず気持ちを切り替えて、次にできることに集中して最善を尽 くしてみましょう。 きっと良い結果が待っているはずです。

全国大会に進出される小学校のみなさんとは、7月1日に宍戸ヒルズカントリークラ ブでお会いできると思いますので、是非がんばってください。

<予選会にご協力頂いた方々>
常陸大宮市教育委員会の方々
静ヒルズカントリークラブの方々
宍戸ヒルズカントリークラブの方々