2020-21シーズンは予選通過がわずか２試合と不振に陥っている杉浦斎だったが、この日は５バーディ、１ボギーの４アンダー68でラウンド。久々の会心のプレーで首位タイにつけた。
「今日はティショットも散っていたんですけど、パッティングとアプローチがよくて、それでなんとか凌げた感じです」。
今シーズンはAbemaTVツアー初参戦で、結果を出せないことで知らず知らずの間に悩みが深くなってしまっていた。そこに助け舟を出したのが増田伸洋だった。
「先週の試合でティショットを見ていてくれたみたいで、ホールアウト後に呼び出されて、何言われるんかなと思ったんですけど、お前みたいなタイプは力でねじ伏せていけばいい。だから悩まずいけと言われて、たったそれだけのことなんですけど、気持ち的にかなり楽になりました」。
杉浦はラグビー経験者で、増田も同じラグビー出身ということで以前から目にかけてもらっていたとのこと。先輩からのアドバイスを胸の明日の２日目も迷わず、悩まず、思い切ったゴルフを展開してもらいたい。

• 杉浦 斎
• 増田 伸洋