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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2021

ダブルス戦が終了。谷繁さんは週末のスクラッチ戦にも登板

左から稲森、和田さん、谷繁さん、佐藤。雨でも楽しそう。©JGTOimages
史上初のプロアマ形式戦は20、21日に、アマの部のダブルス戦が無事、終了。
東と西コースで各日2人ずつ、計4人の初代覇者が誕生した。

20日の東コースを制したのは水上晃男さん&儀保和さんペアでVスコアはなんと「62」。
また、西コースは「68」を出した増田秀仁さん・日暮浩之さんペアだった。

そして、この日21日の東コースは高倉力矢さん&国府宏匡さんペアと、西コースでは坂中享さん&小澤友さんペアが、いずれも「67」で回って優勝を飾った。

みなさん、おめでとうございます。
コロナ禍の密を避けるため、あいにく表彰式は中止となりましたが、V賞品はご自宅に配送されます。楽しみにお待ちください。

2日目の21日は、朝から強い風雨で初日以上に進行の遅れが懸念されたが、予定の4時間54分よりも速いペースで上がってくる組が、ほとんど。

プロ2人アマ2人の4人1組で回るが、初日も石川遼が「プロ3人で回るより、なぜプレーが速いんだろう?」と、首をかしげて「上手いゴルファーが、こんなに一杯いるんだと思いました」と感心したように、アマチュアの方々のレベルとマナー意識の高さが際立つ2日間となった。

この日2日目の東コースでダブルス戦を競った元プロ野球、中日の谷繁元信さん&和田一浩さんペアも、1差の2位と健闘された。

「風が強くてバタバタしたが、ギャーギャー言いながらも2人でかみ合った」と、谷繁さん。
和田さんは「緊張感もありましたし、プロはどんな球を打つんだろうと、色々観察しながら楽しく回れた」。

同伴プロの稲森佑貴は6年連続フェアウェイキープ1位も、スタートの1番で、ティショットが左の林へ。
「珍しい。プロでも曲げるんだと思えば、僕らは曲げて当たり前ですね」と、谷繁さんは今後のプラスに。

和田さんは、松山英樹の偉業に沸く東北福祉大の出身。この日回った佐藤大平も後輩だが、「(ゴルフで)勝とうというのはない。ステージが違うので。むしろ応援するつもりで」と、カットラインでぎりぎり決勝ラウンドに残った佐藤に安堵し、「本当に良かった」と、喜ばれていた。

西コースを回った俳優の市村正親さんは、17オーバーの23位。最下位に終わったが、同組の藤田寛之と関藤直熙(せきとう・なおき)に感動しきり。
「プロゴルファーのみなさんは、グリーンがまさに舞台なんだな。立ち姿が本当に美しい。僕も舞台をやりますけど、美しい芝居をしていかなくちゃいけないと思った」と、舞台人らしい感想を。

また、関藤のご両親が、市村さんの大ファンというのを聞いて感激。「僕もこれから関藤くんを応援していきたくなった」と、すっかり男子ゴルフのファンになってくださったようだ。

なお、元プロ野球の谷繁さんは、22日ー23日のスクラッチ戦にも登場。
「実は、裏口で入れてもらおうと思ったんですけどダメですと言われて。こちらも正々堂々と、予選会を勝ち残って来ています」。
ガチを強調していた。
  • 市村さんは、藤田らとのラウンドで舞台人らしい感想を©JGTOimages

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