22日に、最終日を迎えたアジアンツアーの「タイマスターズ」でジャズ・ジェーンワタナノンドが地元で2週連続優勝を達成。今季4勝目を飾った。

先週のBNIインドネシアマスターズで勝って、今週は母国に凱旋。同ツアーでの賞金王を確定させて迎えた今季最終戦で、ジャズがとどめの有終の美。

前日3日目の「60」で単独首位に立つと、最終日は通算23アンダーまでスコアを伸ばして2位に5打差の圧勝。
まさに王者の貫禄を見せつけた。

今季は、日亜の開幕戦「SMBCシンガポールオープン」で優勝。
序盤は、日本ツアーでも賞金1位を快走して名前を売った。
最終ランクは7位で最優秀新人賞に輝き、今月初めに都内で表彰を受けたばかりだった。

14歳でプロデビューし”タイの遼くん”と呼ばれた。
「リョウ選手が憧れ」と、嬉しそうに話していた華奢な少年が10年目の節目に、主戦場でみごと頂点を極めた。