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RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 2018

ルームメイトに続け!! 出水田大二郎が今年も芥屋でV争い

西日本を立て続けに横断した台風の余波で、朝から荒れた2日目の芥屋。強風下に3アンダーで踏ん張ったのは「出水田」。シード1年目の25歳。今季、開幕時は「まだ名前を正しく呼んでもらえない。よく言われるのが“でみずだ”」と笑っていたが、もうシーズンも後半戦に突入した今はあえて、フリガナはつけないでおく。

風のゴルフは得意じゃない。むしろ「苦手意識を持っている」と弱みを素直に認めて「開き直った」。逆らわず「あまりガツガツしない。ボギーは打つだろうしリラックスしてその分バーディ獲ればいい」。

前半は案の定、2番から3連続ボギーが来たが焦らない。次の5番(400ヤード)で追い風に乗せて、残った30ヤードの2打目を1メートルにくっつけ「いい流れを作れた」。

後半の13番では、186ヤードから8Iで8メートルに乗せたイーグルパットも決まった。

この夏休みに入る前は、予選落ちが続いていたが、「空き週でしっかり調整して、調子を上げてこられた」。
休みの間に、宮崎に出向いてジュニア時代から旧知の櫻井省吾プロにチェックを受けて、本来のスイングを取り戻すことが出来たという。

今季、初優勝から2勝を上げて、一気に2つのメジャー舞台を踏んだ秋吉翔太は「高校一緒で、寮も一緒」。
出水田の地元、鹿児島・樟南高校時代の「1年、3年」はひとつ屋根の下で、1年間を過ごした。

「秋吉さんは、優しかったですけどメシの準備とか、洗濯物を回したりとか、マッサージとか。ちょいちょい面倒なこともありました」。そんな2つ上の先輩の今年の快進撃は「もちろん自分も刺激になる」と頷く。
昨年も今大会の2日目に2位。
決勝ラウンドで振るわず結局、15位に終わった芥屋で2年連続の大チャンス。
「去年は3日目の最終組で、バタバタしちゃって思うように体も動かなかったですけど今年はそういう経験があるので、少しは落ち着いて出来る」。
183センチの長身に乗っかる小さな顔。灼熱の芥屋でもスラリと目立つ。
近ごろ勢力著しい地元九州勢をとりまとめる“チーム孔明”の一員から、秋吉に続いてまたひとり大化けするか。

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