記事

ブリヂストンオープン 2008

単独2位の野上貴夫

5打差4位タイからスタートしたこの日は「はじめから2位狙い」といいながら、最後までゲームを盛り上げた。

左ドッグレッグの16番パー5で残り30ヤードの第3打をサンドウェッジでチップイン。
このイーグルは、ひとつ後ろの最終組にも強烈な一撃だった。
「大歓声に何が起きたのだろうと。あれで3打差。微妙な差にすごく嫌な気持ちになった」と、チャンピオンの矢野東もあとから振り返ったほどだ。

狙って2位に入ることもまた難しいが「最初の目標どおりで終われたので悔しくはない。むしろ上出来です」。

惜しくも2位を逃した日大の大先輩、丸山茂樹にも「タカぼー(野上の愛称)のイーグルは想像できなかったよ。悔しいなあ」と言わしめて、満面の笑み。

「この先も、良いプレー続けます!」と、力こぶを作った。

関連記事