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リオ五輪は8月5日に開幕

男子ゴルフは、11日に初日を迎える。
「復活するといっても、112年ぶり。当時を、誰も知らない。初めてみたいなもの」とは日本代表として、現地に赴く池田勇太である。
それだけに「ゴルフの価値を高める大事な大会になる」と、池田は自ら重い荷物を背負って選手村に入ろうとしている。
感染症や、当地の治安や情勢不安を理由に各国の主要選手の代表辞退が相次いだが、池田はかねてより「選ばれた限りは、出場するのが自分の使命」と言い続け、また「選手としてただやってくればいい、ではない」と、意欲を燃やし続けてきた。
「リオでのプレーを日本ゴルフの起爆剤としたい。次の五輪も見据えていかなければ」と、4年後の東京をも視野に入れるとともに、「4位も、ビリも一緒」とメダル獲りにも並々ならぬ決意をにじませている。
「先頭切って、次につなげていかなくちゃいけない。次の東京のときに、ゴルフの価値がどれほどなのか。それを見せるためにも俺たちが、少しでも上を目指さないといけないと思っている」(池田)。
世界ランクは7月11日時点の93位で権利を取得。日本代表の一番手が、同107位の片山晋呉とともに、世界に食ってかかる。














