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ライバルの活躍に刺激!鈴木敬太が2位に食い込む【最終ラウンド】

 トップとは4打差の3アンダー4位からスタートした鈴木敬太が、3アンダー69でラウンド。4日間通算6アンダーとして2位に入った。 

 この日の鈴木は前半を2バーディ、ノーボギーの34で折り返すと、後半も2バーディ、1ボギーの35でまとめ順位を上げた。
「スタート前は結構緊張していたんですけど、始まると意外と気楽にできたかなと思います。同組のメンバーも知り合いでまわりやすかったので、自分のプレーができました」。
鈴木敬太はまだ20歳の青年で、高校卒業後にすぐプロ転向し今回が2回目のQT挑戦となる。昨年の順位は165位で悔しい思いをしただけに今年はできる限りの準備を整えて今週の試合にのぞんでいた。

「今年はQTを照準に考えてやってきました。家がここから30分くらいなので何度か通って今回のために頑張っていたのでその甲斐がありました」。
ツアーへの切符を手にした鈴木だが、何がなんでも頑張りたい理由があった。それは先のダンロップフェニックスでプレーオフで敗れはしたものの大活躍した石坂友宏の存在だ。
「石坂とは同級生で一緒に練習したりする仲なんです。向こうはかなり先にいっちゃいましたけど(笑)」。
良き友でありライバルでもある石坂の活躍はかなりの刺激になったとのこと。来シーズンは若い2人の優勝争いをツアーで見せてもらいたい。

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