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ジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山 2016

「恩返し出来た」 今週も地元福岡の時松 隆光がチャレンジトーナメント初優勝を飾る!!

 「ジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山」最終日、トップタイの7アンダーでスタートした時松 隆光は、最終日をOUT35ストローク、IN35ストロークの2アンダーでまわり、通算9アンダーで並んだ、副田 裕斗と權 成烈(クォン ソンヨル)とのプレーオフを制し、見事チャレンジトーナメント初優勝を飾った。普段感情を表に出さないのだが、この時ばかりは、顔がほころんでいた。

 昨日のラウンドが終わった時点で、「前半から攻めてスコア伸ばしていく」と決めた時松。今日は1番から3連続バーディー発進と狙い通りのスタートだった。途中、強風に悩まされスコアを落すものの、11番のパー5ではクリークで打った2打目がピン横2mにつけ、見事イーグルを奪い、再びトップグループに躍り出た。その後のプレーオフではパーでの勝利に「最後はバーディーで勝ちたかった。でも勝ちは勝ちなのでうれしいです」と語った。

 時松の所属している筑紫ヶ丘ゴルフクラブは、本大会開催コースの福岡雷山ゴルフ倶楽部と姉妹コースにあたり、何度もプレーした事も馴染みのあるゴルフ場だ。ゴルフ場関係者や、地元の知人などの応援を力に替え、「なんとか恩返ししたい・・・」という気持ちでプレーをしていたという。また、先週の和田 章太郎の優勝も刺激になった。地元福岡の試合だけにどうしても勝ちたい気持ちが強かったのだろう。

 今回の優勝で、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」(グランディ那須白河ゴルフ倶楽部・福島県)の出場権を獲得した時松。「レギュラーツアーのレベルを噛みしめながら、頑張って戦っていきたい」と力強く語った。また、チャレンジトーナメントの賞金ランキングが5位に浮上。これからの成績次第では来季のレギュラーツアー前半戦出場優先権いわゆる裏シードも見えてくる。これからの時松の戦いに注目だ。

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