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片山晋呉が首位に/ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント

タイトルはプロアマ戦でも、プロ1人、芸能各界著名人1人に対して、一般アマ2人が加わる4サムプレーは、よくあるチーム戦ではなく、各部門別に成績を出す、ガチンコ勝負だ。

7日の初日に揃って圧巻のゴルフを繰り広げた。2日目の8日最終日は、成績順に組まれるが、抽選で決まった初日に、プロとアマが揃って首位に立つのはなかなかない。

しかも、各部門で2位に4打差をつけるダントツトップに、お互いを褒めちぎる。
「いや、片山さんは凄かった」とは、フリーアナウンサーの宮根誠司さん。ご自身は、6アンダーを出した。「プロのおかげです」とは、お世辞ではなくラウンド中も、片山のアドバイスに忠実にスコアを重ねていかれた。
そして9アンダーを出した片山晋呉も「宮根さんのゴルフはしゃべりのセンスと一緒」と、舌を巻いた。
「人がたくさん見ているホールとか、カメラが回っている所とか。ここぞ、というときにしっかり締める。上手いとは聞いていたけれど、これほどどは。今日は宮根さんに学びました」と、絵に描いたような相乗効果で12番ではグリーンの端から端まで「25メートル」はあったというバーディパットを決めるなど、しゃべりの殿堂と、永久シード選手は互いに互いを高め合い、誰にも追いつけない域に入った・・・?!

成績順に組まれる8日の最終日も、最終組で一緒に回れる。
明日の夜には生放送を控えている宮根さんには、「ほどほどにしとかないと。番組に迷惑をかけちゃうかも」と、ちょっぴり嬉しい悲鳴も、チャリティを一番の目的にした大会での優勝争い。
「毎年、大会はどんどん大きくなって、輪が広がっていくのは嬉しいこと。微力ながら、私も少しでもお力になれれば」と宮根さん。
片山も「大好きなゴルフをして、人の役に立てることは誇り」。

大会の賞金総額は5000万円のうち、毎年10%を子どもたちの福祉に役立ててきたが、今年はさらに各選手の獲得賞金の10%を4月に起きた熊本地震にチャリティすることが決まってそれもまた、勝者の大きな栄誉である。

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