豪州のキングストン・ヒースGCで行われている国と地域別の対抗戦は、ひとつのボールを交互に打つフォアサムの3日目に、日本チームは4バーディ3ボギーの71で回り、通算7アンダーとして、首位を走るデンマークとは7打差の4位タイにつけた。

初日のフォアサムでは松山が奇数ホールを担当し、石川が偶数ホールでティショットを打った。
それまで2日間のプレーを鑑みて、「ヒデキのアイアンが凄いので」とエースの松山に、より多くグリーンを狙うショットを打たせるように、この日は担当替えに踏み切る作戦をとったりしたというが、それでも「もう少し、スコアが必要だった」と松山。

「僕ら連続ボギーもありましたし、今日は風があって難しいコンディションだった」と石川も悔しそうに、最終日こそ14年ぶり3度目の日の丸掲揚を本気で狙っていく。

「明日は優勝目指しているんで、トータル20アンダー以上が必要と思っている」と2人の意見が一致した瞬間に「明日は50台を目指そう」。ホールアウトした瞬間に、声を合わせた日本ペアだ。