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リオ五輪開幕

リオ五輪は11日に、オリンピックゴルフクラブで112年ぶりに、ゴルフがいよいよ復活した。歴史的な日も、男子の日本代表には、ほろ苦いスタートとなった。

日の丸のユニフォームで登場した片山晋呉も池田勇太も、初日は苦しんだ。
まず現地時間の8時3分に出ていった片山は、過去5度の賞金王さえ「1番2番は今までにない緊張感。フワフワして、どうしていいか分からなかった」と、代表のプレッシャーに、前半の2番でボギーが先行した。
3番、6番で取り返すも、後半は強い風が片山を襲った。

同じ組で回った選手にも、やられた。豪州のマーカス・フレイザーが、前半の4連続バーディを含む、8アンダーで回ってきた。
「一緒に回っている選手がトップですから。見ていてどんどん力も入ったし、大変でした」と13番ではロストボールでダブルボギー。15番はボギーを打つなど3オーバーまでスコアを落とした。

9時47分にスタートした池田も、3番、4番で連続ボギーを打つと、5番ではティショットを池。辛くもパーを拾ったが17番のパー3では、ティショットがピンを直撃して手前のバンカーに入ってしまうアンラッキーなどもあり、バーディが来たのはようやく1日も終わりを迎えたときだった。18番でようやくひとつスコアを縮めると、片山と同じ50位タイで初日を終えた。
「今日も攻めていくしかないと思ってやったが。明日はアンダーパーを出していかないと」(片山)。代表2人には、揃って2日目以降の巻き返しが必要となった。

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