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日本勢は4人が決勝ラウンド進出へ(全英オープン2日目)

松山、時松、市原、谷原、秋吉、小林の6人は決勝ラウンドに進めなかった。
目下賞金ランクの1位と2位が揃って姿を消した。
2日間を、ジェイソンデイと回った秋吉。
「世界の壁は高いということが分かった」。
初メジャーを経験した6月の全米オープンに続いて、超えられなかった。
「2つのメジャーを経験して世界のレベルは高いということがわかった。2日間、めげました」。
アメリカでのリベンジを誓って、万全の体勢で乗り込んできたつもりだった。
「クラブも全部替えて臨んだ。セッティングとしては良かったが、グリーン周りのバリエーションがもっと必要だった。自分の実力はまだまだこのレベル」。
9番では赤杭のエリアから打った2打目のテークバックが後ろの土手に当たり、2罰打を取られるなど、スコアを崩していく一方。後半3つのバーディで懸命に盛り返したが通算9オーバーに終わって「練習してまた来年ここに帰ってきて、次は違うゴルフがしたい」。
時松も反省しきりの2日目になった。午前中の冷雨に「球が転がらない中で、距離感の計算がうまくいかなかった」。
前半9ホールこそ、耐えてアンダーパーで折り返したが、「欲をかいた」という10番で洗礼を受けた。
ドライバーで、右のラフに入れた2打目を刻み、100ヤードからピンを狙った3打目はグリーンをオーバー。4オン2パットの“素ダボ”を契機に12番から連続ボギーを打つなど、たちまちスコアを崩して通算7オーバーまで落ちた。
「難しくなる14番から耐えられたら良かったが、そこからの対応がまだまだ自分には足りない部分。最後それがもろに出た」。
18番はこの日、2個目のダブルボギーに終わって「次はこの経験を、無駄にしないように」。
目下賞金1位の24歳は、リンクスでの経験を糧にすると誓って初舞台を降りた。

同1位の時松は揃って予選落ちとなった









