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第16回桑名スナッグゴルフペア大会を開催(11月21日)

第16回桑名スナッグゴルフペア大会が、三重県桑名市の桑名市立大山田西小学校のグラウンドで開催され、市内から32組の親子などのペアが参加した。この大会は、2008年の東建ホームメイトカップから第1回大会が始まり、毎年、春の個人大会、秋のペア大会として開催されている。昨年のペア大会が台風の影響で中止となったため2年ぶりの開催となった。

三重県桑名市では、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献活動の一環として、2006年に5校、2007年からは毎年2校(うち1つは地域スポーツクラブ)がスナッグゴルフを導入しており、年を重ねるごとに地域に浸透してきて、このペア大会も秋の恒例行事となっている。

大山田西小学校のグラウンドは、全面が芝生で整備されており、この日の大会のために、小学校や教育委員会の職員が、1週間をかけて芝刈りなどのメンテナンスに従事して、子どもたちの大会に備えてくれた。

小学校のグラウンドに特設されたホール設定は、最も長いホールで61ヤード、短いホールは12ヤードと、普段のスナッグゴルフ大会と比較するとコンパクトな設定だったが、ホールインワンとイーグルが4つずつ飛び出すなど、パー3のホールではフラッグをかすめるショットが多く、ハラハラドキドキの楽しいラウンドとなった。

競技方法は、子どもが1打目を打ち、2打目以降を大人が交互でショットする方式で行われ、途中から吹き始めた強い西風に、難しさもグングン高くなったが、総合優勝した修徳小学校4年の寺田壮太ペアは、11アンダーの18ストロークでまわり、他を圧倒する強さで初めてのタイトルを獲得した。

総合優勝した寺田壮太くんは、「いつも個人で2位ばかりだったので優勝できて嬉しいです。」と話し、お父さんの和弘さんは、「親子の絆ということで参加しましたが、2打目のプレッシャーがあったが何とか乗り越えらせれて嬉しいです。」と喜びを語った。
また、3年生の部で優勝した藤が丘小学校の中山希歩人くんは、おじいちゃんの幸夫さんと参加し、希歩人くんは「初めての優勝が出来て嬉しい。」と喜びを話し、幸夫さんは、「今日は孫と優勝することができて大変うれしいです、これからも末永く孫とゴルフができたらいいなと思います」とスピーチすると、参加者全員から温かな祝福の拍手を受けた。

この日のペア大会に参加した親子などの皆さんは、ナイスショットやバーディの度に、ハイタッチで喜びを表現して、大会は楽しい雰囲気の中で盛会に行われた。

第16回桑名スナッグゴルフペア大会成績上位(9ホール/237ヤード/パー29)

●総合優勝
寺田壮太ペア(修徳小学校4年) 18ストローク

●6年生の部
優勝 東本清貴ペア(大山田北小学校) 20
2位 宮崎光ペア(長島中部小学校) 23
3位 安達雄平ペア(藤が丘小学校) 24

●5年生の部
優勝 小島菜七実ペア(星見ケ丘小学校) 24
2位 森藍丸ペア(星見ケ丘小学校) 26
3位 近田苑ペア(大山田南小学校) 28

●4年生の部
優勝 寺田壮太ペア(修徳小学校) 18
2位 塚本瑞起ペア(藤が丘小学校) 23
3位 菅原舜太ペア(星見ケ丘小学校) 27

●3年生の部
優勝 中山希歩人ペア(藤が丘小学校) 22
2位 中山佳惟人ペア(藤が丘小学校) 23
3位 伊藤陽大ペア(大山田東小学校) 27