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TIチャレンジ 2020

単独首位スタートの小野田はまたもや勝ちきれず…

9アンダーの単独首位からスタートした小野田享也。絶好の優勝のチャンスを今回も活かすことはできなかった。この日の小野田は2バーディ、4ボギーの2オーバー72とスコアを崩し4位タイで大会を終えている。
「やっぱり緊張しましたね。体の起き上がりが早かったです。ミスが右ばっかりでした。次こそは頑張りたいと思います」。

前日から小野田は緊張することを予測していた。

「自分は結構、緊張するタイプなんです。指先が冷たくなって、血のまわりが悪くなっているなってわかるくらいです」。

初優勝となれば緊張するのは当たり前だが、そこを克服していくことはプロとして宿命と言えることだ。ただ、スコアこそ伸ばせなかったものの最後まで粘りのゴルフを見せられたことは次につながる収穫とも言える。優勝争いを繰り返すことで緊張感を当たり前のように感じられれば良いだけのこと。次の小野田の活躍に期待したい。

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