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全校児童数4名の安芸市立下山小学校でスナッグゴルフ実技講習会を開催(11月8日)

下山小学校は高知市街と室戸岬の中間に位置する小学校で、県道を挟んだ南側には太平洋が広がり、教室からは水平線を眺めることができる。
校庭脇の側溝には水草が生い茂り、メダカや手長エビ、更にはウナギも生殖するという、理科の天然教材が揃ったのどかな小学校だ。
この小学校にスナッグゴルフ用具を寄贈したのは、地元のKochi黒潮カントリークラブで毎年11月に開催されている、カシオワールドオープンからのプレゼント。
カシオワールドオープンでは、社会貢献活動の一環として、2007年から小学校にスナッグゴルフ用具を寄贈する活動を始め、この6年間で27の小学校と地域スポーツクラブへの導入を行っており、昨年は東日本大震災復興支援の一環として、カシオワールドオープンを後援する、高知県南国市と姉妹都市にあたる宮城県岩沼市の小学校4校へもスナッグゴルフ用具が寄贈されている。
そんなきっかけで用具を頂いた下山小学校では、早速、実技講習会が企画され、増田能子プロによる指導のもと、全校児童4名にマンツーマンでの基本指導が行われた。
ウォーミングアップでは、コーディネーショントレーニングも取り入れられ、体と頭を目覚めさせる運動をしたのちに、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの練習を行った。
講習の締めくくりに行われた実戦形式の対戦では、1年生の実姫ちゃんが、1打目を失敗したものの、25ヤードは残っていた2打目を、見事にフラッグにくっつけるバーディで、増田プロをグロスで負かしてしまい、実姫ちゃんは照れくさそうにお友だちと先生とで喜びを分かち合った。
一方、6年生の功己くんは、ティショットでフラッグの近くまで運んだものの、パッティングで行ったり来たりの7打となって増田プロには敵わなかった。功己くんは、「フラッグの近くにまで行ったのに、なかなかくっつけることができなかった」と悔しさをにじませた。
実技講習会の感想を聞くと、「高く飛ばせて嬉しかった」、「スナッグゴルフをやるのが初めてだったけど、とても楽しかった」、「10点にくっつくとは思わなかったけどくっついて嬉しかったのでまた体育の時間にやりたいです」と話した。
尚、野球やサッカーなどのチームスポーツが難しい下山小学校では、来年度に向けてクラブ活動や運動会でのスナッグゴルフの活用を検討しているそうだ。
今年のカシオワールドオープンは、いよいよ今月11月28日に高知県のKochi黒潮カントリークラブで開幕し、付帯イベントとして11月30日(土)にはカシオワールドオープン付帯イベント「第3回スナッグゴルフ大会」も開催される。
※高知県内の小学生が参加できるスナッグゴルフ大会に、出場を希望される方は「 admi2013@jgto.jp 」にメールにてお問い合わせください。













