記事

「来年ここに戻ってこないように」伊藤誠道

伊藤誠道
伊藤誠道(杉並学院2年)はファイナルQTで「予選を通ったらプロ転向しようと思っていた。QTにチャレンジしようという気持ちでいたが、ここまできた以上」プロ転向は必然だったようだ。
予選を通過した大会4日目にプロ転向した。

だが、QTもここまでの道のりは決して楽なものではなかった。サードQTでは、最終日の16番で1メートルのパーパットを3パットし、よもやのダブルボギー。17番ではティショットを右の林に曲げ、2打目は出すだけ。70ヤードの第3打をピンにぴったりと寄せてなんとかパーでしのいだ。結局通過ラインに1打の余裕しかなく「危なかった」。

ファイナルQTも初日73と出遅れ、2日目に68をマークして巻き返したが、その後70,71,72と続いた後、最終日に74とスコアを落とし、通算4アンダー86位に終わった。

この経験を糧に「1年間戦っていける体力をつけるようにしたい。来年はチャレンジトーナメントでツアーの出場優先権を獲れるように。来年ここに戻ってこないようにしたい」と語った。このあとは少し休んでリフレッシュを図るという。

来年、彼がどんなプレーを見せるのか、期待をこめて楽しみにしたい。

関連記事