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日本プロゴルフ選手権 2009

堂本新太朗は48位に転落にも…

5年シードのこのプロ日本一決定戦でデビューを迎え、大会2日目に行われた第1ラウンドで、首位タイでスタートを切った。
前夜はメール、電話ともに30件以上のメッセージを受け取り、一気に期待を集めた堂本は、この日3日目には一転、「今まで味わったことのないほど緊張して…」。

それでも、3日目の第2ラウンドは、最初の5ホールこそ前日の良い流れのままどうにかプレー出来たのだ。

しかし501ヤードと距離の長い15番パー4で躓いた。ティショットを右ラフに入れ、第2打はフェアウェーに出すだけ。175ヤードが残った3打目はアゲンストの風に計算ミス。グリーン奧に打ち込んで、3パットのダブルボギーを打った。
「ここでリズムがおかしくなった」とさらに連続ボギーを打って、ずるずると後退した。

通算3オーバーの48位タイは、ボーダーラインぎりぎりの決勝ラウンド進出だ。
「結果的にスコアは打ってしまいましたが、今日は後悔するようなショットは1打もなかった。精一杯やりました」と話した堂本は、最終日こそ1打でも少なく上がり、少しでも多くの初賞金で父・正美さんに報いたい。

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