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アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップゴルフ 2014

4位タイのS・H・ペクは韓国出身のタイ育ち!

今週はスコアボードに見慣れない名前を見たら、ほぼアジアンツアーの選手と思って間違いない。4位タイのS・H・ペクもその一人だ。

難コースを69でまとめて上がってきたこの日は「ラウンド中は、スコアボードを見ないようにして、自分のゴルフに集中した」と、優勝争いに加わってきた。

韓国出身だが、ポロシャツの胸にはタイのビール会社のマーク。「11歳のときに移住しました。練習場の環境もいいし、どこか解放された雰囲気が気に入って」と、タイのバンコクでゴルフの腕を磨いた異色プロ。
タイのインターナショナルスクールを卒業と同時に、アメリカの大学から引く手あまたの誘いが来たそうだが、すべて断り18歳でプロの道へ。

プロ7年目の今季はそろそろ優勝が欲しいところだ。「残り2日も安全策に徹して頑張ります」と気合いを込めて、やはりV争いに加わった大先輩のマークセンと、健闘を誓ってがっちりと握手を交わした。

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