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茨城県の阿見町立実穀小学校と茨城県立霞ケ浦聾学校の児童がスナッグゴルフを体験(6月11日)

校庭を照りつける太陽がまぶしい、茨城県の阿見町立実穀(じっこく)小学校で、運動クラブを選択している実穀小の児童12名と、茨城県立霞ケ浦聾学校の児童9名がスナッグゴルフを体験した。
実穀小学校では、県道をはさんだ向かい側に位置する霞ヶ浦聾学校の児童たちとの交流を普段からとっており、カラフルで楽しそうなスナッグゴルフの導入講習とあって、早速、連絡をとりあっての交流を兼ねた実技講習会が実現した。
LPGAジュニアゴルフコーチの平澤和子プロによる指導は、手話通訳の先生を交えての講習となったが、急きょ用意して頂いた大きな時計の文字盤をフルに活用して、パットは7時から5時の振り幅で打つことや、腕とシャフトで作られるYの字を崩さないように振るコツなど、視覚的な説明に工夫を加えて進められた。
参加した児童たちは、「最初はものすごく下手だったけど、プロに教えてもらって上手く打てるようになりました。」、「ゴルフをやるのは初めてだったけど良い経験ができした。」という感想が発表され、にぎやかな実技講習が終わったあとには、みんなが手分けをして用具の片づけも行われ、プレゼントされた用具は今後も大切に使われるようだ。
阿見町では、毎年11月に開催されたHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPにおける社会貢献活動の一環として、町内の吉原小学校と共に実穀小学校にスナッグゴルフ用具が寄贈され、同じ霞ヶ浦地域の周辺では、美浦村3校と潮来市3校にも導入されており、千葉県印西市の総武カントリークラブ総武コースに舞台が移った今年も、引き続き霞ヶ浦地域への導入も継続されていく計画だ。また、昨年第1回大会が行われた「霞ヶ浦スナッグゴルフ大会」は、今年は夏休みでの開催の計画が進んでいる。
HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPを主催する株式会社平和、PGMホールディングス株式会社、共催する一般社団法人日本ゴルフツアー機構、そして公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団では、トーナメントを通じた地域社会との連携により、地元の子どもたちがゴルフに触れる機会を提供するべく、トーナメントを通じた開催地域での新しいスポーツへの取り組みを応援している。




プレゼントされた用具は大切に使われている









