今週の「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」2004の舞台
＜茨城県・大洗ゴルフ倶楽部＞

今週の舞台「大洗ゴルフ倶楽部」は、名匠・井上誠一氏の設計で、昭和28年10月に開場。昨年、50周年を迎えた。生涯で国内39コース、海外2コースの設計をした井上氏は生前、ここ大洗について「日本では珍しいシーサイドリンクス（砂丘地）という立地条件に恵まれ、また他に類を見ない黒松林に富み、極めて個性的である。これこそ得がたい日本ゴルフコースの宝物だ」との言葉をのこしている。雄大な鹿島灘から吹きつけられる風、黒松林、砂というハザードを大切に活かして、コースレートは 74.4。トッププレーヤーたちでさえ、「難攻不落」とおそれるチャンピオンシップコースで、今年も新たな名勝負が誕生する。