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カシオワールドオープンから寄贈の阿波市立八幡小学校でスナッグゴルフ実技講習会(11月18日)

カシオワールドオープンの開催を翌週に控えた11月18日(水)に、開催会場のKochi黒潮カントリークラブの隣県の、徳島県阿波市立八幡小学校でスナッグゴルフ実技講習会が行われ、4年生から6年生のスポーツクラブを選択した19名が、増田能子プロによる実技指導を受け、初めて体験するゴルフを楽しんだ。

カシオワールドオープンでは、社会貢献活動の一環として、小学校にスナッグゴルフ用具を寄贈する活動を2006年から始め、この10年間で36の小学校と地域スポーツクラブへの導入を行っており、2012年には東日本大震災復興支援として、大会を後援する南国市と姉妹都市にある、宮城県岩沼市の小学校4校へも寄贈され、更に2013年からは寄贈範囲を四国地域にも拡大して徳島県への寄贈も行っている。

実技講習会はあいにくの雨模様のため、体育館での体験となったが、的の中央の10点の部分にボールがくっつくと、ガッツポーズで喜びを表わして、応援のお友達も拍手で盛り上げ、更にゴルフが大好きだという中妻克裕校長も、子どもたちの前でフルショットを披露するなど、みんなが一体となって和気あいあいの雰囲気で進行した。

締めくくりの代表児童とのガチンコ対決では、最初に打った増田プロの第一打が見事にフラッグにくっつきホールインワンを決め、対するしゅうと君は8打を要して負けてしまったが、プロの凄さを目の当たりにする貴重な体験となった。

参加した児童たちは、「思ったよりもゴルフが難しかった。」、「初めてやったけど意外と楽しかったのでまたやりたい。」、「一度も打ったことがなかったけれど、こういう体験で打てるようになりました、今日は僕たちのために教えに来てくれてありがとうございました。」という感想を発表してくれた。

このような小学校へのゴルフの普及活動で成果も生まれつつあり、2012年に岩沼市に寄贈された用具をきっかけにスナッグゴルフにどっぷりはまってしまい、今年9月12日に行われた「ゴルフで宮城県を元気に!第4回宮城県南スナッグゴルフ大会」では第1回大会から4連覇を達成している、岩沼市立岩沼西小学校6年の相澤隼人くんが、カシオワールドオープン週に会場内で行われるスナッグゴルフ大会に遠征参加する予定で、遠く離れた四国からのプレゼントが、東北での新しいゴルフと希望の花を咲かせ、そのお礼を伝えに高知に遠征してくる予定だ。

カシオワールドオープンは、11月26日からの4日間、Kochi黒潮カントリークラブで開催され、同じ敷地内の暖流コースを利用しての、第5回スナッグゴルフ大会も開催され、更なる地域との連携と盛り上がりに期待がかかる。