記事
Updated
2時間目は塚田先生の授業です…テーマは『夢を持とう!!』

給食のあとは、塚田先生の講義が行われた。
テーマは『夢を持とう!!』
はじめに、今年の『東建ホームメイトカップ』で塚田が優勝したVTRを子供たちと一緒に観戦。塚田のショットやパット1打1打に対し、子供たちは一喜一憂。ウィニングパットを決めた瞬間には大歓声が部屋中にこもった。
講義前に『実はしゃべりは苦手なんです』と不安を口にしていた塚田だったが、丁寧に話をする塚田に対し、子供たちも真剣に耳を傾けていた。
ゴルフを始めたきっかけは中学校にあがる時期に父に誘われた時。それまではバスケットや野球といったスポーツをやっていたのだが、ゴルフの魅力に魅せられゴルフ一本でやることになったと塚田。
そんな中で、テレビで海外の試合を見てプロゴルファーの“かっこいい”姿を見て、プロゴルファーになってアメリカに行きたいと思うようになったという。
その後、プロゴルファーになって子供のころの夢を叶えた塚田だが、プロテストで失敗する等失敗も繰り返してきた。しかしながら、ゴルフで頑張りたいという強い想いがあって頑張ってこれたと塚田は話す。
「みんなの中でもゴルファーになってくれる人がいれば嬉しいし、他のスポーツを選んだり、歌を歌う人、学校の先生とか勉強の方で頑張ったりという人もいると思います。これから何か自分で好きなものを見つけて、それでやっていきたいと思ったら、その夢に対し諦めずに追いかけていってほしいと思います。楽しいことだけじゃないだろうけど、想いが強ければそういうのも乗り越えて夢に届くと思います。」
夢を持つことの大切さ、そしてあきらめないでその夢を想い続けてほしいと子供たちに伝えた。
最後に、『初優勝を遂げたのでアメリカの試合で勝ちたい。出来る出来ないはわからないけど、それに向かって努力していきたいなと思っています。』という塚田自身の現在の夢を子供たちに話し講義は終了した。
今回、『ゴルフ伝道師』として塚田が訪れた岩手県宮古市立田老第一小学校は震災当時、校庭の目前まで津波が押し寄せたという。
塚田に今回の訪問を終えた感想を聞いたところ、
「子供たちの無邪気な姿を見ることが出来て良かった。大人の僕らから見ると震災の背景が見えるけど、そんな中でも楽しそうな姿を見て勇気をもらいました。僕も頑張らなきゃなという気持ちです。機会があればまた、あの子たちみたいな若い子たちを助けてあげたいと言う気持ちになりました。」
子供たちの想いを胸に、シーズン後半へ向けて塚田の戦いが再び始まる。



プロにサインをもらい大喜び









