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兵庫県の佐用町立佐用小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(11月29日)

岡山県との県境にある兵庫県の佐用町立佐用小学校で、スナッグゴルフ実技講習会が行われ、LPGAジュニアゴルフコーチの轟悦子プロの指導により、6年生44名が参加して初めて体験するゴルフを楽しんだ。

校庭に集まった児童たちは、グラウンドに準備されたスナッグゴルフに興味津々の様子。そしてウォーミングアップを兼ねたアイスブレスクで緊張をほぐし実技講習会がスタートした。

はじめに、用具の説明とグリップの仕方や打ち方についての解説が行われ、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの練習を行い、締めくくりにはグラウンドに特設された4ホールを、各グループが時間いっぱいまでプレーしてゲームの楽しさも学んだ。

参加した児童たちは、「難しかったけど楽しかった」、「ボールが飛んだ時スカッとした」、「初めてで出来るかわからなかったけど楽しかった」、という感想が発表された他、ゴルフのイメージについてもインタビューしてみると、「力のある人だけがやるスポーツだと思っていたけど、やってみてあまり力がなくても遠くに飛ばせると思った」という感想や、「会社員が上司の誘いでやるスポーツだと思っていたげと、ボールを打って遠くに飛んで嬉しかった」という大人顔負けの感想には、ひときわ大きな笑いを誘った。

佐用小学校のスナッグゴルフ導入は、近隣のJOYXゴルフ倶楽部上月コースで7月13日に開催された、「BLUE CLOVER JOYX OPEN」での社会貢献活動の一環として、大会主催者である株式会社JOYXからの寄贈を受けての導入で、昨年寄贈を受けた佐用町立上月小学校に続く2校目となる。
「BLUE CLOVER JOYX OPEN」は当初、小規模なプロアマ大会だったが、ゴルフを通じた社会貢献イベントとして拡大し、2009年からこの大会の歴史を重ねている。

また、大会名に冠された「ブルークローバー・キャンペーン」は、前立腺がんの早期発見と適切治療の大切さを伝える啓発活動で、肺がんや胃がんに次ぐ患者数があり、死亡率も高いといわれる深刻な病気を、「PSA検査」という簡易血液検査によって、少しでも早く発見することを伝えていく活動で、プロゴルフトーナメントを通じての情報発信を行っており、日本ゴルフツアー機構もこの活動を後援している。