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調整十分の前粟蔵俊太が5アンダー、11位タイ

高校生でプロ転向し、期待された若手の一人だが、伸び悩んでいる感がある。一時は故郷の石垣島に戻って、練習に励んでいたが、今は拠点を名古屋に移し、この白山ヴィレッジゴルフコースにも10回足を運び、調整を続けてきた。すべてはこのときのためである。
「久しぶりにセカンドQTから受けた。いろんな思いをこめてファイナルまで来た。自分のゴルフを出して、やっていきたい」と胸中には複雑な気持ちが入り混じっているであろう。初日のスコアにも「緊張せず、普通にプレーできた。最高のコンディションだったので、シード選手の人たちはスコアを伸ばすでしょう。少しでもおいていかれないように、追いつけ、追い越せ」という感じだ。
彼の読みどおり、首位は7アンダー。6アンダーの選手は8人もおり、2日目以降もスコアは伸びそうだ。23歳になった彼にも、引き続き素晴らしいプレーを期待したい。









