記事
Updated
五輪を目指す宮崎合宿もいよいよクライマックスへ!

1月から始まった「JGTOゴルフ強化セミナーin宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート」。2年後のリオ、さらには6年後の東京オリンピックを目指すと題して今月17日から、5日間の日程で実施するこの3度目が最終回。今回は、今季の活躍を胸に秘めた23人が参加。大志を抱いて、宮崎に集まった。
昨年の初年度に引き続きセガサミーグループの特別協賛と、株式会社デサントの協賛に加えて、今年はジャパンゴルフツアー選手会の協力を得て、いよいよ真打ちが激励に駆けつけた。
こんがりと日焼け顔で登場したのは選手会長の池田勇太。参加者に拍手で迎え入れられ、恐縮しきりだ。中には池田よりも年上の選手もいて、「諸先輩方を前にして、たいへん恐縮なのですが」と律儀に頭を下げて、マイクの前に立った。
ハワイ合宿から戻ったその足で慌ただしく宮崎入り。実は本来ならもうちょっと余裕を持って来られるはずだった。3日ほど前に帰国をしていたはずが、記録的な大雪に見舞われた先週末は、海外にまでその影響が及び、ホノルル空港で丸2日も足止めを食った。
らちが開かず、「思い切って、いったん全部キャンセルをして、別の便を取り直した」。
絶対に穴を開けるわけにはいかないと、ようやく成田空港に降り立ったのが、前日16日の夜。予定より少し時間は遅れたが、どうにかセミナー初日に間に合わせて安堵した。初回は小田孔明と、2回目は宮里優作と持ち回りの任務を最後は選手会長として、全うすることが出来た。
この宮崎合宿はすでに2度の日程が終了したが、初回も“お忍び”で視察をした際にも池田自身も感じていたことだが、「参加されたみなさんは、最後はいい顔をして終えられる、と」。
各分野の専門講師による講義を挟みながら、朝はトレーニングと午後からは、フェニックスカントリークラブでのラウンド合宿で、心身ともに研鑽をはかる。ゴルフの技術やトレーニング方法はもとより、プロゴルファーとしての心構えや身体学、マスコミ対応などについて、幅広く学んでいく。
この最終回は、最終日の21日まで宮崎にとどまり、池田も最後までこの取り組みを見守っていく予定だ。
「また木曜日には、サプライズのスペシャルゲストが来られます。超大御所です。刺激を受けて、ぜひたくさんの貴重な収穫を持って帰っていただければ」。ひいてはこの中から自身も含め、五輪代表が誕生したりすれば最高だ。
<JGTO強化合宿 実施要項>
名称
「JGTOゴルフ強化セミナーin宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート“オリンピックを目指して”」
主催
一般社団法人日本ゴルフツアー機構
特別協賛
セガサミーグループ
協賛
株式会社デサント
後援
文部科学省、宮崎県、宮崎市
協力
フェニックス・シーガイア・リゾート
開催日程
第1回 2014年1月27日(月)〜1月31日(金)
第2回 2014年2月3日(月)〜2月7日(金)
第3回 2014年2月17日(月)〜2月21日(金)
開催会場
フェニックス・シーガイア・リゾート内(宮崎県)
参加選手
1回につき、ツアープレーヤー24人まで(1選手につき1回の参加)
主な実施内容
1.講師による講義およびミーティング
2.体力トレーニング等
3.練習場での打撃練習
4.フェニックスカントリークラブでのラウンド
主な講師の方々
島村俊治氏(スポーツジャーナリスト、アナウンサー)
廣戸聡一氏(コンディショニング・スーパーバイザー)
渡會公治氏(JGTO医事委員)
滝正徳氏(JGTO医事委員)
二串幸之助氏(ストレングス&コンディショニングアドバイザー)
三土手大介氏(パワーリフティング世界チャンピオン)
楠山卓氏(レッシュ公式マスター級トレーナー)
犬井潔氏(レッシュ公式マスター級トレーナー)
寺田周平氏(サッカー元日本代表)※ビデオ講義
藤井康雄氏(ソフトバンクホークス打撃コーチ)※ビデオ講義
鷹巣南雄
青木功(一般社団法人日本ゴルフツアー機構特別顧問)
池田勇太(ジャパンゴルフツアー選手会会長)
宮里優作(ジャパンゴルフツアー選手会理事)
小田孔明(ジャパンゴルフツアー選手会理事)
海老沢勝二(JGTO会長)














