記事
Updated
お楽しみの給食の後は河井先生からのメッセージ

“ごちそうさま”の後は、サイン会が行われた。子供たちからの「2個はダメですか?」というお願いに対し、2つ返事で「いいよ。」の一言。一人一人丁寧にサインを行っていた。サインを受け取った子供たちは大喜び。
子供たちの興奮冷めやまぬ中、続いて河井先生から「夢を持とう!!」をテーマとした講義の時間が始まった。
はじめに、2011年の『日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯』で河井が優勝したVTRが流れ、子供たちは真剣に画面を見つめていた。
ゴルフとの出会いは中学3年生。父親に半ば強引にやらされて始めたが、当時はゴルフをやっている事を友達に知られることが恥ずかしかったという。しかし、初めてコースに出た時にゴルフの魅力に魅了されてプロゴルファーになることを決意した。その後も必ずプロゴルファーになるという明確な目標を持って人生を歩んできたからこそプロゴルファーになれたんだと河井は話す。
「皆さんもいろいろ目標を持っていると思います。目標を持って突き進んでいくことがすごく大事です。好きな仕事をやりながらご飯を食べる、これ程幸せな事はないと思います。逆にこれ程大変な事もないです。それでも好きな事をやって生きていくこと程すばらしい人生はないと思うので、皆さんも目標をしっかり持って、それに対して突き進んでほしいと思います。」
夢、そして目標を持つことの大切さを子供たちに伝えた。
この日、スナッグゴルフを体験している子供たちを見て河井は
「もし、将来的に自分がトーナメントに出ることが出来なくなった時に、みんなの中から誰か1人でもプロゴルファーになってトーナメントにも出るようになった時に、プロになったきっかけは河井プロに会ってから決意しました、なんていうことになったらこれ程嬉しいことはないです。」
希望をこめて話していた。
実際、子供たちに「将来何になりたいか」という質問を投げかけたところ、スナッグゴルフ体験前は誰もいなかったが、体験後は「プロゴルファーになりたい。」という子供もいた。
数年後そんなコメントをテレビの画面上で聞くことを期待したい。
最後に、現在の河井の目標について
『あるプロから、1勝で終わるプロは大勢いるけど、それは神様からのご褒美であって2勝目を挙げて本物のプロになると言われたことがあります。その言葉通りもう1勝、2勝と勝ちを積み重ねていきたいです。』
力強く語ってくれた。
河井に今回の訪問を終えた感想を聞いたところ、
「始めは、子供たちがスナッグゴルフに興味を持ってくれるか心配でした。だけど、思っていた以上に楽しんでくれて、少しは興味を持ってくれたように見えたんでそれだけで十分です。中には、プロゴルファーになりたいって言ってくれた子もいて最高ですね。そういう子がいるのであれば、たまにはテレビも見てくれると思うし土日にもっとテレビに映れるように僕も頑張らないといけませんね。」
子供たちの希望を背に、シーズン後半へ向けて河井の戦いが再び始まる。



質問コーナーでは質問が止まないほど子供たちは真剣









