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2013年度のJGTOの活動方針

JGTOの2013年度の活動方針について発表する海老沢(中)
3月5日に都内のホテルオークラ東京で行われた第1回JGTO社員総会では、選手会長の池田勇太がジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)の今年度の活動方針を発表するのとともに、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の海老沢勝二が、「2013年度のJGTOの活動方針」を表明した。

2013年度のジャパンゴルフツアーは、海老沢が会長に就任した昨年の“初年度”より、海老沢が公の場で折に触れて口にしてきた「挑戦と貢献」を、改めてスローガンに掲げた。

選手たちは、常にナンバーワンを目指す高い志を持って世界に“挑戦”していくとともに、日本の文化である助け合いや思いやりの精神で、トーナメントやイベントを通じて全国各地域での活性化や災害支援等に“貢献”していく。

この2本を軸に、一丸となってゴルフ界を盛り上げていく。

また、今年新たに掲げた「JGTOの活動方針」としては、以下の5つの項目を柱とする。
①海外共同主管競技の増加
②トーナメント規定の改正
③JGTOゴルフ強化セミナーの実施
④トーナメント会場でのJGTO定例記者会見の実施
⑤キッズゴルフ普及活動の推進

①の海外共同主管競技の増加を目指す活動については、今月3月に「ジャパンゴルフツアーアジアシリーズ」として、「タイランドオープン」と「インドネシアPGA選手権」の2試合がワンアジアツアーとの共同主管で行われるが、今後も同様の形式のトーナメントの増加を目指して、他ツアーへの働きかけを積極的に行っていく。

また、②のトーナメント規定の改正について、近年もっとも大きな動きとしては、2014年シーズンから実施されることになった、出場資格の改正がある。
現状の試合数を鑑みて、2014年の賞金ランキングによる出場資格(シード)を、現行の70人から60人までとし、翌年の2015年から適用されることが決まった。

それに伴う詳細は、今後も慎重に検討して、決定していく。
よりエキサイティングで、シビアな戦いを可能にする仕組み、また、そのときもっとも調子の良い選手が出場可能となるようなしくみの導入を主な目的に、今後も議論を重ねていく。

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