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JGTOチームが3年ぶり5回目の優勝を飾る!【公式会見動画UP】

Hitachi 3Tours Championship 2013(主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会、公益社団法人日本プロゴルフ協会、一般社団法人日本ゴルフツアー機構 特別協賛:日立グループ)が12月15日(日)、平川カントリークラブ(千葉県千葉市緑区平川町405)で男子・女子・シニアの3ツアーからそれぞれ6名の選手が参加して行われた。

JGTOチームは、片山晋呉をキャプテンに、池田勇太、小田孔明、松村道央、小平智、藤本佳則の6名が出場。午前中のダブルスでは、7・5ポイントを獲得し、1位。午後のシングルスでもその勢いは止まらず、14ポイントを獲得し、合計21・5ポイントを獲得。2位のPGAシニアチームに4ポイント差で優勝した。JGTOチームは、2010年以来3年ぶり5回目の優勝となった。

チームの優勝の原動力となったのは、小平智だった。午前中のダブルスは、松村道央と組んで、LPGAの吉田弓美子・堀奈津佳チームと並んで2.5ポイントをゲット。午後のシングルスでは、吉田弓美子、奥田靖己の2人を抑えて3ポイントを獲得、この日1人で5.5ポイントを稼ぎ、MVPに輝いた。おまけにシングルスでは、17番ホールでこの大会初のホールインワンを達成、日立グループから記念品を贈られた。「いい球で、うまく転がって入ってくれた」と振り返る。自身4回目のホールインワンで、プロになっては初めてだった。

「MVPもホールインワンもうれしいんですけど、チームが優勝できたことが一番うれしい」と目を輝かせる。「いい経験でした。ダブルスは難しかった。他人の人のために、次に打つ人のことを考えて、やったことがないのでプレッシャーがかかった。その中で自分のゴルフができてよかった」という。学生時代にダブルスの経験はあるが、ベストボールだったので、ひとつのボールを交互に打つオルタネート方式は初めてだったのだ。ダブルス戦の難しさは、他の選手も口にしており、彼だけではない。その中でしっかり成績を残せたのは大きかった。

今年は彼にとって大きな飛躍の年となった。春先、日本プロゴルフ選手権大会、ダイヤモンドカップと2試合連続で優勝のチャンスを逃したが、日本ゴルフツアー選手権で見事にツアー初勝利を挙げた。その後「後半調子悪くなったが、また最後のほうになって調子が上がってきて」日本シリーズJTカップでも9位タイで締めくくった。「最高の年でした」とツアーに参加して3年目に結果を出せたことにほっとしたようだ。

「来年もここに戻って来たい。いい成績を残せれば選ばれるので、頑張りたい」と2014年の活躍を誓った。

大会ホームページは、こちら


  • MVPを獲得した小平智
  • スターティングセレモニーでの小平と松村

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