記事

『2012WGC−ブリヂストンインビテーショナル』トーナメントを支えるスタッフ <WGC火曜日>

毎年世界のトッププロが出場し、世界中から注目を集めている『WGC−ブリヂストンインビテーショナル』。
トッププロの存在はもちろんのこと、スポンサーとたくさんのスタッフ、ボランティアさんがこのトーナメントの裏方として運営に携わり、トーナメントが成り立っている。
そのたくさんのスタッフの中で唯一日本人スタッフとして今大会のトーナメント運営に携わっているのがブリヂストンスポーツ株式会社の小松優介さん。
今回特別に日本から研修の一環としてトーナメント運営を学ぶためにオペレーションチームの一員として今大会に配属されており、主にコース内のフェンス、看板の設置、選手とギャラリーの間を隔てるロープ貼り、駐車場の誘導やカートの管理等を担当している。

海外トーナメントの運営に携わるのは初めてという小松さんに今日のまで感想を聞いてみると「初めて経験することばかりで大変ですが、楽しいです」と笑顔で答えてくれた。
「トーナメントの規模の大きさに驚いています。スポンサーさん専用の特設テントの多さや、家族でボランティアへ参加をしていたりと、スタッフとボランティアさんでトーナメントを盛り上げようとするモチベーションの高さに驚きました」と語り、日本のトーナメントとの違いを改めて感じたと言う。
「何よりも今大会をピーアールするためのイベントがあり、今までゴルフ観戦をした事がない人たちをコースに招いて、トーナメントに足を運んでくれるように、これからゴルフに興味を持ってもらえるように努力する姿はとても勉強になります」と語ってくれた。
実際、昨日は会場内で「乳がん撲滅チャリティイベント」を開催したり、今日は「ウーマンズ・デイ」と称して185名の女性を会場へ招いてトーナメントやゴルフを身近に感じてもらえるイベントを行っていた。

最後に「ここで学んだことを日本のトーナメントでも活かせれるように、たくさんのギャラリーの皆さんが会場へ観戦しに来てくれるように、日本のゴルフ界の底辺拡大みたいな事ができたら嬉しいですね。少しでも力になれるように頑張ります」と今後の豊富を語ってくれた。

今大会でたくさんのことを学び、日本のトーナメントの発展を語ってくれた小松さん。
これからも小松さんの活躍に期待をしたい。