記事

ダイヤモンドカップに感謝状を贈呈

全国各地の名門コースを毎年、転々と巡っていく“サーキットトーナメント”として親しまれている「ダイヤモンドカップゴルフトーナメント」。

昨年は、5月に千葉県木更津市のザ・カントリークラブ・ジャパンを舞台に、藤田寛之がその年2勝目を挙げて、初の賞金王への礎を築いたことが印象に残りますが同大会は、毎年ギャラリーの皆様をはじめ、選手、関係者などトーナメントに関わるすべての方々が、チャリティ活動に参加できるしくみ作りを長く続けてこられたことにもひとつ、大きな特徴にあげられます。

昨年は、大会を通じて集まったチャリティ金のうち、大会を主管する私たち日本ゴルフツアー機構(JGTO)が押し進める環境保全活動「はじめの第一歩!」にもご賛同いただき、その支援金として、50万円を寄付してくださいました。

2月1日(金)のこの日は、JGTOからお礼の気持ちを込めて、専務理事の山中博史が大会主催の関西テレビの東京支社を訪れ、感謝状を贈りました。

JGTOでは環境保全活動の一環として、4年前に長野県飯田市の「飯田市野底山財産区」と森林整備契約を締結。

「ゴルフの森」と名付けて、枝打ちや間伐といった森林作業を野底山の関係者のみなさまから教わったり、トーナメント会場にも足を運んでいただき、子供たちを対象とした木工教室や環境学習を開催。
そのほか東京都市大学の協力のもと、我々のエコ活動を数値化して表す実験を行ってきました。

また昨年は「ゴルフの森」にニホンミツバチの巣箱を置いて、「生き物が集う里山」へと発展させる“ハチミツ・プロジェクト”を展開すべく、その準備に取りかかっています。

専務理事の山中とともに、感謝状の贈呈に赴いたスタッフは「エコ活動は、これといった成果をご提示しにくく、いただいた支援金をどのように活用できたかを明確にしにくいのが難点ですが、今後も活動をレポートにして、提出していきたい。将来的には、ゴルフの森で作ったハチミツを、みなさまにお届けできれば」と話すと関西テレビの寺村明之・東京支社長は、「それは大変楽しみにしています」と、笑顔で答えてくださった。

JGTOは、これからもゴルフとは切っても離せない環境問題にも留意しながら、着実に新たな一歩を進めて参ります。

関連記事