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JGTO Novil FINAL 2012

1打差で首位を追う尾方友彦

1打差で首位を追う尾方友彦
首位でスタートした尾方友彦は、1,2番と連続バーディを奪い、好スタートを切った。さらに4,7番でもバーディを重ね、スコアを通算9アンダーまで伸ばした。しかし、9番でボギーをたたき、失速。後半に入って11番でもボギーを打ち、この時点で7アンダー。その後は、14番のパー5でバーディを獲ることができただけだった。

この日は3アンダー69で回り、通算8アンダーでホールアウトした。首位の森田徹とは1打差の2位。「後半は相性が悪いですねぇ。難しいホールもあるし」と、昨日も後半は37、今日は36と、インでスコアを伸ばすことができない。いいショットもあったが「つながらず」スコアに結びつかなかったのだ。

最終日は首位の森田と同じ組で回る。「前半が鍵でしょうね。森田さんはスコアを伸ばすだろうから、ついていきたい。僕はまだ1年目なので勝負できるだけ幸せ」という。尾方は現在チャレンジトーナメント賞金ランキング21位で、優勝するしか来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得することはできない。「あと1日しっかりと、せっかく巡ってきたチャンスなので、ものにできるようにがんばりたい」と意気込む。

尾方は3月の東急大分オープンに優勝し、11月の三井住友VISA太平洋マスターズの出場権を得た。本大会に優勝すれば、カシオワールドオープンにも出場できる。ツアーに2試合出場できるのは魅力だ。最終日の逆転にかける。

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