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宮古市立鍬ヶ崎小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(10月21日)

岩手県で4校目となるスナッグゴルフ実技講習会が、宮古市立鍬ヶ崎小学校で行われ、クラブ活動で屋外クラブと屋内クラブを選択している、4年生から6年生までの39名が参加した。
前日からの雨はやむ気配がなく、体育館で行われた実技講習会は、後藤美希子プロの指導により、パット、チップショット、フルショットの基本指導のほか、代表児童とプロによる実践形式の試合も行われた。
立候補して代表に選ばれた5年生のじゅんたくんは、2打目のパットを絶妙な距離感でフラッグに寄せると、3打目をど真ん中からくっつけてプロを負かし、何度も飛び跳ねて体いっぱいに喜びを表現した。
講習を受けた児童たちは、「プロに教えてもらって色々なことが判ったし、自分でも思ったより出来ていたのでとても良かったです」、「プロに教えてもらえてよい体験になったと思います」、「意外と自分なりに打てたと思う」、「後藤プロと対決して勝てたので嬉しかったです」という感想を発表した。
鍬ヶ崎小学校は宮古市の景勝地、浄土ヶ浜に最も近い全校児童206名の小学校で、明治以来、小学校まで津波は来ないとの言い伝えから、避難所として指定されていたそうだが、宮古湾に押し寄せた海水が1階の玄関にまで迫り、予想を上回るその大きさに、裏山の高台に移動して難を逃れたそうだ。
日本ゴルフツアー機構では震災復興支援活動として、一般財団法人ジュニアゴルファー育成財団の助成を受け、岩手、宮城、福島へのスナッグゴルフの導入と、実技講習会や体験会、そして導入小学校を対象とした大会を開催し、ゴルフを通じた地域社会への貢献活動を推進して参ります。













